ニュース
日産、カスタム仕様の「スカイライン 400R」など「大阪オートメッセ 2020」出展概要
SUPER GT 2019 GT500クラス参戦の「MOTUL AUTECH GT-R」でキッズ乗り込み体験実施
2020年2月6日 18:10
- 2020年2月14日～16日 開催
日産自動車とオーテックジャパン、NISMO（ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル）は、2月14日～16日にインテックス大阪（大阪府住之江区）で開催される「大阪オートメッセ 2020」の出展概要を発表した。
今回のオートメッセでは、2019年9月にマイナーチェンジした新型「スカイライン」のコンセプトモデルをはじめ、「GT-R」と「フェアレディZ」の50周年記念モデルや「GT-R NISMO」の2020年モデルを展示。また、NISMOロードカーやプレミアムスポーティブランド「AUTECH」のコンセプトカーなど、幅広いラインアップを用意し、日産の新しいカスタマイズの世界を紹介する。
さらに、SUPER GT GT500クラス参戦車である「GT500 MOTUL AUTECH GT-R」展示や、各種トークショーイベントを実施。ブース内にグッズ販売のコーナーを設置して、日産ブランド、GT-Rなどの車種ブランド、NISMOブランドのウェアやグッズ、限定ミニカーといったアイテムの販売も行なわれる。
そのほかにも、TwitterやYouTube、ニコニコ生放送などのSNSを活用。ブースの様子やトークショーを生中継するほか、ファンとの双方向コミュニケーションを通してブースの臨場感を共有する予定としている。
SKYLINE 400R SPRINT CONCEPT（参考出品）
2019年9月にマイナーチェンジした新型スカイラインで、“R”を冠した「400R」をよりレーシーに仕立てたコンセプトカー。エクステリアはスポーティな印象を与える新規フロント/リアバンパーに加え、リアスポイラーや20インチ鍛造ホイールを装備。ボディはホワイトシルバーとマットブラックをベースにフローセントグリーンのアクセントを配し、圧倒的なエンジン出力と極限まで追求した走りのポテンシャルを余すところなく表現した400Rの新しい形を提案する。
SKYLINE DELUXE ADVANCED CONCEPT（参考出品）
「NISSAN INTELLIGENT MOBILITY」を象徴する「プロパイロット 2.0」を搭載したスカイラインをよりラグジュアリーに仕立てたコンセプトカー。エクステリアはマットブラウンとマットシルバーで彩り、さらに伝統のサーフィンラインをイメージしたグラフィックをカラーリングで表現。インテリアには上質なツートーンレザーシートを装備することで、豊かなムードの空間を演出する。
NISSAN GT-R 50th Anniversary
GT-R 2020年モデルの「Premium edition」がベース。日本グランプリシリーズで活躍したGT-Rレーシングカーのエクステリアをモチーフとして、2020年モデルの新色として採用した「ワンガンブルー（4RPM）」と、高品質の専用ホワイトステッカーを組み合わせることで、往年の日産のレースチームカラーを再現。リアには“GT-R 50th Anniversary”の文字をあしらったバッヂとステッカーを配置。室内のセンターコンソールやメーター内、シート、キッキングプレートなどにも50周年を記念するロゴを配している。インテリアには上質なセミアニリンレザーを使用し、50周年記念にふさわしい高級感あふれるキャビンとした。
FAIRLADY Z 50th Anniversary
1970年にアメリカのSCCA（スポーツ・カー・クラブ・オブ・アメリカ）のレースで優勝した「Datsun 240Z BRE」のデザインを新たな形で再現。フロントフェンダーにはステッカーを、リアには50周年記念を象徴するバッヂを追加したほか、ホイールリムにレッドラインを追加した19インチアルミホイールを採用。インテリアには、レーシングカーをイメージさせるセンターストライプを施したアルカンターラ表皮のステアリングホイールのほか、専用キッキングプレート、専用カラーのシフトノブ、専用ステッチを施したパワーシートやドアトリムを採用。また、シート、シフトノブまわりやメーター内に50周年記念ロゴを配するとともに、その他多くの専用装備で、50周年の特別感を演出した。
SERENA e-POWER AUTECH Multi Bed CONCEPT（参考出品）
ELGRAND AUTECH CONCEPT（参考出品）
AUTECHは、多種多様なカスタムカーづくりで蓄積してきたオーテックジャパン伝統のクラフトマンシップを継承し、スポーティでありながら高級感漂うスタイリングを特徴にするとともに、素材などの細部にもこだわりを持つユーザーに向けた、プレミアムスポーティをコンセプトとしているブランド。オーテックジャパン創業地の湘南・茅ヶ崎の海と空のイメージから想起したブルーが、ブランドのアイコニックカラーとなる。
今回は、マイナーチェンジをした「セレナ AUTECH」をベースに、休憩や車中泊ができるベッドシステムを搭載したコンセプトカー「SERENA e-POWER AUTECH Multi Bed CONCEPT」を展示。さらに、AUTECHブランドのフラグシップモデルとして、「エルグランド」をベースにAUTECHならではのスタイリングを表現した「ELGRAND AUTECH CONCEPT」を特別展示する。
NISSAN GT-R NISMO
超高次元のトータルバランスで、究極のドライビングプレジャーを提供するというGT-R NISMO 2020年モデルは、2018年のGT3レーシングカーから使用されている新型のターボチャージャーを採用し、アクセルを踏み込んだ際の加速レスポンスを向上。また、新開発の超高性能カーボンセラミックブレーキは、世界トップクラスの制動性能、サーキットにおける高Gでの効きのよさと、一般道などでの低Gでのコントロール性の両立を実現した。新開発のキャリパーは世界最大級となる直径410mmで、1000℃を超える超高温でも変色しづらい高耐熱イエロー塗装により、2020年モデルの足下に新たなアクセントを付与する。外装部品には車両重心点から遠いルーフ、エンジンフード、フロントフェンダーにカーボン素材を採用したことに加え、新開発のRECAROシートなど合わせて軽量化を実現。コーナリング性能を大きく向上させた。
NISSAN LEAF NISMO
電気自動車ならではのダイレクトで俊敏な加速や、スムーズでのびやかな走りに、NISMOがさらなる磨きをかけて新次元のスポーツドライブフィールを実現。車両全体の空気抵抗を悪化させることなくダウンフォースを向上した専用のエクステリアデザインに加え、専用サスペンション、18インチタイヤ、専用ブレーキの採用などにより、高い直進安定性とハンドリング性能を実現した。さらに、より力強い加速感を楽しめるようコンピューター（VCM）を専用チューニング。特にドライブモードのBレンジでは、立ち上がりの速さを「リーフ」の約2倍に高めた。今回展示される車両は前席にオプションのRECAROシートを装着し、ドライバーの着座安定性を向上。スポーツドライビングを楽しめるモデルに仕上げられている。
MOTUL AUTECH GT-R（参考出品）
SUPER GT 2019のGT500クラスに松田次生選手、ロニー・クインタレッリ選手のドライブにより出場。大阪オートメッセでは、人気のキッズ向け乗り込み体験を実施する。