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スバル、2020年モデルの9車種でIIHSを獲得

最高位の「トップセイフティピック+」4車種、「トップセイフティピック」5車種

2020年2月20日 発表

スバル「アウトバック」(米国モデル)

 スバルは2月20日、米国で販売している2020年モデルが、米国道路安全保険協会(IIHS:Insurance Institute for Highway Safety)によって行なわれた2020年安全性評価において、4つの「トップセイフティピックプラス(TSP+)」と、5つの「トップセイフティピック(TSP)」の合計9つの賞を獲得したと発表した。

 最高評価となるTSP+を獲得したのは、「アウトバック」(2019年11月以降の生産車)、「レガシィ」「フォレスター」「クロストレック ハイブリッド」(日本名XV)の2020年モデル。

 次いでTSPを獲得したのは、「アセント」(特定のヘッドライト装着車)「クロストレック」「インプレッサ(セダン)」「インプレッサ(5ドア)」「WRX」(いずれもアイサイトおよび特定のヘッドライト装着車)の2020年モデル。

2020 IIHS トップセイフティピックプラス ロゴ

 2020年安全性評価においてTSPを獲得するには、前面・側面・後面・スモールオーバーラップ(運転席側、助手席側)衝突、ロールオーバー(車両転覆)耐衝撃性能試験のすべてにおいて「Good」、前面衝突予防評価において対車両および対歩行者の両方で「Superior(高度な)」もしくは「Advanced(すぐれた)」、かつヘッドライト性能試験において「Good」もしくは「Acceptable(許容できる)」を獲得することが条件。

 さらに「Good」もしくは「Acceptable」評価を獲得したヘッドライトを標準装備したモデルには、最高評価であるTSP+が与えられる。

 IIHSは継続的に評価基準を厳格化することで、より安全なクルマの普及に取り組んでいて、2020年安全性評価ではTSP/TSP+の獲得条件として前面衝突予防評価に対歩行者の項目を新たに追加。スバルはアイサイトを装着した全車がこの項目で最高評価となる「Superior」を獲得しており、長年取り組んできた安全を追求したクルマづくりが、第三者機関からの高い評価を獲得している。