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フィアット、EVの新型「500」世界初公開。航続距離は最大320km

アルマーニやブルガリとのコラボモデルも発表

2020年3月4日(現地時間) 発表

フィアットブランド グローバル社長 Olivier Francois氏と新型「500」

 フィアット(FCA)は3月4日(現地時間)、FCA初のEV(電気自動車)となる新型「500」を世界初公開。価格は「la Prima」コンバーチブルモデルで3万7900ユーロ(約450万円)。欧州ではローンチモデルのオンライン事前予約を開始した。

 第3世代となった新型500は、バッテリーとモーターによる完全な電動車両となり、WLTPモードでの航続距離は最大320km、85kWの高速充電器を標準装備。レベル2自動運転機能や、新しいインフォテインメントシステム「UConnect 5」を搭載する。

新型500「la Prima」コンバーチブル
新型500「la Prima」コンバーチブル
新型500「la Prima」コンバーチブル

 ボディサイズは、現行モデルと比べて幅が60mm、全長が60mm、ホイールベースが20mm拡大。大径のホイールを装着するなど、全長4m未満の500に存在感を与えたとしている。

 モーターの最高出力は87kWで、最高速は150km/h(リミッター作動)。0-100km/h加速9.0秒、0-50km/h加速3.1秒を実現するという。

新型500「la Prima」

 フィアットでは新型500のプロモーションとして、新型500のビジョンに支持を示すレオナルド・ディカプリオ氏を起用したビデオキャンペーンを展開。また、イタリア企業のジョルジオ・アルマーニ、ブルガリ、カルテルとのコラボモデルも公開された。

ブルガリとのコラボモデル
ブルガリとのコラボモデル
ジョルジオ・アルマーニとのコラボモデル
カルテルとのコラボモデル