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ARTA、2020年SUPER GTのGT300クラス参戦マシン新カラーリング公開

ゼッケン番号は引き続きARTAファンおなじみの「55」

2020年3月10日 発表

新しいカラーリングが施された2020年シーズンの55号車「ARTA NSX GT3」

 オートバックスセブンは3月10日、同社がスポンサードしているレーシングスポーツブランド「ARTA」から2020年シーズンのSUPER GT GT300クラスに参戦するマシンの新しいカラーリングを公開した。

 1998年に活動がスタートしたARTAでは、2019年シーズンから新しいGT300クラス参戦マシン「NSX GT3」を採用。高木真一選手と福住仁嶺選手のコンビでGT300クラスにおける17年ぶりのシリーズチャンピオンに輝いた。2020年シーズンはNSX GT3を継続採用しつつ、福住選手が同じARTAのGT500クラスにステップアップ。高木選手と大湯都史樹選手のコンビでクラス連覇を目指す。

 チャンピオンカーとして2020年シーズンのGT300クラスに参戦する「ARTA NSX GT3」は、2019年シーズンにも採用した「黒い弾丸」のコンセプトと、「速さによる摩擦で起きたオレンジ色の火花を纏って疾走している」ことをイメージさせるデザインを継承。これに加え、GT500クラスに迫るスピード感を追及し、マシンのフロント部分にARTAのチームカラーであるオレンジ色のグラデーションを配している。

 なお、SUPER GTのGT300クラスでは、前年度のチャンピオンカーはチャンピオンナンバーとしてゼッケン番号「0」を選ぶことも可能だが、ARTAでは引き続きファンになじみのある「55」のゼッケン番号で参戦する。

2020年シーズンのGT500クラス参戦マシンとなる8号車「ARTA NSX-GT」。SUPER GTとDTMが共同策定した「クラス1」規則に準拠するまったく新しい車両となっている

 ARTAからSUPER GT GT500クラスに参戦している「ARTA NSX-GT」は、マシンをSUPER GTとDTMが共同策定した「クラス1」規則に準拠するまったく新しい「NSX-GT」に変更。2019年シーズン同様のカラーリングを施して新シーズンに挑む。

 このほか、2020年シーズンからフクダ電子、Tポイント・ジャパン、CAPスタイルの3社がARTAの新たなスポンサーとなっている。