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トヨタ、新型コロナウイルスの二次感染を確認。高岡工場第1ラインを生産停止

該当建屋全体を3月23日~25日の3日間封鎖して再度の消毒

2020年3月22日 発表

トヨタ自動車のWebサイト

 トヨタ自動車は3月22日、愛知県豊田市高岡工場の製造系職場に勤務している20代男性従業員1名が新型コロナウイルスに感染していることを新たに確認したと発表した。

 同従業員(従業員B)は3月19日に陽性判明した従業員(従業員A)の濃厚接触者(3月20日発表)のうちの1名で、同じラインの対面工程作業者となり、3月18日に発熱、3月19日より自宅待機をしていた。その後、3月19日に従業員Aに陽性反応が出たため、21日にウイルス検査を実施し、今回陽性反応が出たとしている。

 従業員Aの感染疑義が発覚した時点で、従業員Bを含む11名が濃厚接触者として自宅待機をしていたが、従業員Bの発熱が確認されたため、3月20日より、従業員Bの濃厚接触者5名についても自宅待機をしている。

 今回の同職場内での二次感染を受け、さらに17名を追加で自宅待機とし、これにより同件に関する自宅待機者は合計で33名。

 なお、職場については、従業員Aの感染疑義が発覚した3月19日時点で消毒作業を実施し、稼働を再開していたが、今回の件を受け、従業員A、Bが勤務していた高岡工場の該当建屋全体を3月23日~25日の3日間封鎖し、再度の消毒及び感染防止のための対策を検討、実施していくとしている。これに伴い高岡工場の第1ラインについては、同期間の生産稼働が停止される。