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三菱自動車、新型軽自動車4車種で計14万682台のリコール。「eK」「eK スペース」と日産「デイズ」「ルークス」

2020年4月16日 発表

三菱自動車、新型軽自動車の計14万682台をリコール

 三菱自動車工業は4月16日、「eK」「eK スペース」と日産自動車にOEM供給する「デイズ」「ルークス」の4車種、計14万682台のリコールを国土交通省に届け出た。対象車両の製作期間は2019年3月13日~2020年3月28日。

 不具合は、ECU(エンジン制御装置)において発電機の制御ロジックが不適切なため、バッテリーの充電率が低い状態で冷機始動直後の走行や長い下り坂を走行した場合、エンジンの負圧が低下する場合がある。そのためブレーキ倍力装置への負圧供給が不足し、最悪の場合はブレーキペダルの操作力が増大して制動距離が長くなるおそれがある。

 改善措置として、全車両のECU制御プログラムを対策仕様に書き替える。これまでの不具合件数は17件、事故は発生していない。

改善箇所説明図