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日産、新型スーパーハイトワゴン「ルークス」3月19日発売。141万5700円から

「プロパイロット」にミリ波レーダーを追加採用し、スムーズな制御が可能に

2020年3月19日 発売

141万5700円~206万6900円

新型軽自動車「ルークス」を3月19日に発売

 日産自動車は、新型軽自動車「ルークス」を3月19日に発売する。価格は141万5700円~206万6900円。これまでスーパーハイトワゴンの軽自動車として「デイズ ルークス」をラインアップしていたが、今回のモデルチェンジにより車名はルークスに変更された。

 新型ルークスは広い室内、便利で快適な使い勝手、楽しい移動空間、安全性を考え抜いて開発されたモデル。より大きく見えるワイド感と高い質感で作り込まれた存在感を放つハイウェイスターシリーズ、上品で洗練されたモダンでシンプルなスタイルのスタンダードシリーズを用意する。

ハイウェイスターシリーズ
スタンダードシリーズ
モデルエンジン変速機駆動方式価格
S直列3気筒DOHC 0.66リッター+SM21モーターCVT2WD(FF)1,415,700円
X1,546,600円
ハイウェイスター X1,734,700円
ハイウェイスター X プロパイロットエディション1,843,600円
ハイウェイスター G ターボ プロパイロットエディション直列3気筒DOHC 0.66リッターターボ+SM21モーター1,932,700円
S直列3気筒DOHC 0.66リッター+SM21モーター4WD1,549,900円
X1,680,800円
ハイウェイスター X1,868,900円
ハイウェイスター X プロパイロットエディション1,977,800円
ハイウェイスター G ターボ プロパイロットエディション直列3気筒DOHC 0.66リッターターボ+SM21モーター2,066,900円

 インテリアではクラストップレベルの広い室内を実現し、後席ニールームは795mmを確保するなど、ゆったりと座ることが可能。また、後席の室内高は1400mmと、小さな子供であれば立ったまま着替えることもできるという。ラゲッジスペースの床面の長さは675mmと広いスペースを確保したことで、48Lのスーツケースを同時に4個積載できる。

 使い勝手の面では後席スライドドアの開口幅を650mmとし、楽に乗り降りができるようにした。このスライドドアでは、片足を車体の下にかざすだけで自動で開閉する「ハンズフリーオートスライドドア」を両側に採用している。後席は最大320mmのスライドができ、前方にスライドすると運転席に座ったまま後席に座っている子供に手が届くという。また、先代モデルと比較して前席のシートのヒップポイントを60mm高くしたことで広い視界を確保。さらに小さな子供や年配の人の乗り降りをサポートする、助手席側スライドドア部の「オートステップ」をオプション設定した。

内装色 プレミアムグラデーションインテリア
内装色 アイボリー
内装色 エボニー
後席はロングスライドが可能
ラゲッジスペースの床面の長さは675mmと広いスペースを確保したことで、48Lのスーツケースを同時に4個積載できる
オートステップをオプション設定

 パワートレーンは、デイズでも採用される直列3気筒DOHC 0.66リッターエンジン「BR06」型を搭載し、自然吸気エンジン+SM21モーター仕様、ターボエンジン+SM21モーター仕様を展開。BR06型エンジンは新型ルークスに最適なセッティングを施して搭載したとのことで、軽自動車を超える力強い走りを体感できるという。また、先代モデルよりもエンジンの骨格を高剛性化したことでエンジン音の静粛性を向上。さらに音源となるエンジンまわりやドアまわりに収音材を効果的に配置したことで、静かな室内空間を実現したとのこと。

 安全性では、運転支援技術「プロパイロット」に新たにミリ波レーダーを追加採用し、より遠くの先行車の状況を検知してスムーズな制御が可能になったほか、前方を走行する2台前の車両を検知し、急な減速などで自車の回避操作が必要と判断した場合には警報によってドライバーに注意を促す「インテリジェント FCW(前方衝突予測警報)」を軽自動車として初搭載。

「インテリジェント FCW(前方衝突予測警報)」を軽自動車として初搭載
インテリジェント LI(車線逸脱防止支援システム)+LDW(車線逸脱警報)
運転支援技術「プロパイロット」に新たにミリ波レーダーを追加採用
プロパイロット使用時は高速道路のカーブでも車線中央のキープをアシスト

 また、対向車がいてもハイビームを維持できるハイビームアシストの進化機能である「アダプティブLEDヘッドライトシステム」や、前方の車両進入禁止標識、最高速度標識、一時停止標識の3つの標識を検知する「標識検知機能」、「インテリジェント DA(ふらつき警報)」、「先行車発進お知らせ」などを新たに搭載。加えて「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」では、ミリ波レーダーの採用により夜間での性能が向上。そのほか、万が一の事故の際の自動通報をはじめ、あおり運転や急病などの緊急事態にも手動で通報できる「SOSコール」をハイウェイスターシリーズに標準搭載している。

アダプティブLEDヘッドライトシステム
SOSコール
インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物 検知機能付)