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パイオニア、1DINで9インチ大画面のディスプレイオーディオ「DMH-SF700」

国内初!! 「Amazon Alexa」を市販モデルとして搭載。2DINサイズの「DMH-SZ700」も

2020年6月 発売

オープンプライス

1DINのスペースにHD画質の9インチ大画面を装着可能にした「DMH-SF700」

 パイオニアは、スマートフォンの主要機能を車載機のタッチパネルや音声で操作できるディスプレイオーディオの新製品を6月に発売する。フローティング構造を採用することで、1DINのスペースに高精細なHD画質の9インチ大画面を装着可能にした「DMH-SF700」と、2DINに収まり6.8インチVGAモニターを搭載する「DMH-SZ700」の2モデルで、価格はオープンプライス。店頭予想価格はDMH-SF700が税別9万円前後、DMH-SZ700が税別5万2000円前後。

 ハードキーに静電容量方式を採用するなど、洗練されたフルフラットデザインを実現したディスプレイオーディオは、iPhoneやスマホを接続することで、音楽再生やナビ、ハンズフリー通話など、「Apple CarPlay」「Android Auto」の各サービスをタッチパネルや音声で手軽に操作できる。ナビアプリを大画面に表示すればカーナビとして使用できるほか、「Siri eyes free」「Google アシスタント」による音声認識にも対応しており、走行中でも画面を注視せずに目的地の検索や音楽再生、テキストメッセージの送信などが可能。

 専用アプリ「CarAVAssist」を使ってお気に入りのWebサイトをブックマークすることで、YouTubeなどの無料動画配信サービスを本機の大画面ディスプレイと車載のスピーカーで高画質・高音質で楽しむことができる。タッチパネル操作にも対応していて、ストレスのない直接再生が可能となる。

 インターフェースは常用するアイコンのショートカット設定や画面レイアウトを好みに応じてカスタマイズできるほか、ドライバーが代わった際に、各個人で設定したホーム画面に自動で切り替わる「パーソナルHOME」機能も持つ。

 オーディオ面では、「ハイレゾ音源再生(96kHz/24bit)」やハイレゾ音源をBluetoothで楽しめる「LDAC」に対応。圧縮音源やネットワーク動画、映像ソースなどをハイレゾ音源相当にアップグレードする「マスターサウンドリバイブ」機能も搭載しているほか、高音質パーツの採用や徹底したノイズ処理を施し、よりクリアで解像度の高い音を実現する。加えて、「タイムアライメント」機能や、「13バンドイコライザー」機能といった多彩なオーディオ調整能力を備える。

 映像面ではHDMI入力(1280×720p)にも対応。メディアストリーミングプレイヤーの映像を高画質で再生できるほか、USBデバイスやポータブルHDDに保存したフルHD動画の再生も可能。多彩なメディア/フォーマットに対応し、高画質映像を楽しめる。また、フローティング構造のディスプレイを持つDMH-SF700においては、ディスプレイの位置(上下/左右/前後)や角度などを使いやすい位置に調整することができる。

2DINスペースに収まり6.8インチVGAモニターを搭載する「DMH-SZ700」

 市販ディスプレイオーディオ製品として国内初となる「Amazon Alexa」を搭載。本機に「アレクサ」と話しかけるだけで、天気やニュース、さまざまなメディアの音楽やラジオを聞けるほか、スポット検索なども行なえる。また、ユーザーの興味や用途に応じてAlexaスキルを使用すれば、車内から家のエアコンなどのスマート家電もコントロール可能。さらに本機専用「カロッツェリア スキル」を追加したことで、再生ソースの切り替えやイコライザー設定といったオーディオ操作も音声で行なうことができる。

 そのほか、拡張機能として、バックカメラ接続に対応し、駐車をアシストするガイド線の表示が可能なほか、リアモニター出力端子(RCA)を装備。Bluetooth接続によるハンズフリー通話や楽曲のワイヤレス再生にも対応する。

Pioneer カロッツェリア ディスプレイオーディオ DMH-SF700/SZ700 イメージ映像