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コネクテッドカー基盤の実現目指す「AECC」にウエスタンデジタルが参画

2020年5月19日 発表

 AECC(Automotive Edge Computing Consortium:オートモーティブ・エッジ・コンピューティング・コンソーシアム)は5月18日(現地時間)、ウエスタンデジタルが同コンソーシアムに参画すると発表した。

 AECCはトヨタ自動車、Intel、エリクソン、デンソー、NTTなどが参画し、コネクテッドカー基盤の実現に向け設立された業界団体。近年のコネクテッドカー・自動運転に対する期待の高まりと技術開発の必要性を受け、インテリジェントな車両制御、リアルタイムデータを用いた地図生成、クラウドコンピューティングによる運転支援など、今後コネクテッドカーの実現に向け必要となるさまざまなサービスを支える基盤づくりを推進している。

 ウエスタンデジタルのDevices&Platformsグループ、シニアバイスプレジデントのユスフ・ジャマル氏は、「コネクテッドカーサービスは、自動運転や高精細地図データなどの膨大なデータの格納、配信処理を効率的に行なわなければなりません。ウエスタンデジタルはAECCメンバーの一員として、データ処理やネットワークインフラの効率的な運用方法について協力していきます」と述べ、自動車、通信、ITなど幅広い業界の中心となるメンバーおよび世界規模のパートナーと連携し、コネクテッドカーサービスに必要な新技術や規格策定を支援するとしている。