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ホンダ、子供と一緒に「未来にあったらいいな」を考えよう

今年も全国の小学生を対象にアイデアを募集

2020年6月上旬 募集開始

 本田技研工業は5月22日、「こんな状況だから、思いつく楽しさがある。今だからできる挑戦がある。今しかみれない夢が、きっとある。」とのコメントとともに「子どもアイディアコンテスト」の第18回目の開催を公式Twitterにて告知した。

 ホンダでは「つくろう。今日よりもっといい明日を。」をスローガンに、夢のある明日の社会づくりをめざして、「地球環境を守る活動」「交通安全の教育・普及活動」「地域に根ざした活動」「未来を創る子どもの育成支援活動」と、幅広い領域で社会貢献活動を行なっている。

参加対象は小学生。審査員長は脳科学者の茂木健一郎氏
子供のアイデアを引き出すコツも解説してくれている

 本コンテストもその活動の中のひとつで、子供と大人が一緒になって「未来にあったらいいな」「今あったらいいな」を考えるきっかけになり、自分のアイデアを自由に絵やカタチにしていくことで「夢」「挑戦」「創造」を体験し、その楽しさや大切さを知ってもらいたいとしている。

特設サイトにはアイデアを絵に描くときのアドバイスや作業を進めやすくするためのワークシートも用意されているほか、過去の受賞作品を鑑賞することも可能

 子どもアイディアコンテスト活性化支援プロジェクトの代表を務める甲南女子大学教授の村川雅弘氏は「明るい未来社会を創る主人公が子供たちです。現在、人々が解決しなければならない社会の課題が多くあることに鑑み、子供たちには、それらと主体的に向き合いながら、それらを解決するための『豊かな発想』や『論理的に考える力』を身に付けることが期待されています。そこで、2020年度から完全実施される新学習指導要領(小学校)でも、自ら課題を見つけ、主体的に問題解決しようとする学習への改善が軸になっているのです」と公式サイトにコメントを寄せている。