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ブリヂストン、アフターコロナの本格稼働に向け、タイヤの事前チェックを促す「#TIRE SAFETY」活動

乗用車およびトラック・バス用タイヤなどの安全点検を強化

2020年6月1日 発表

 ブリヂストンならびにグループ会社であるブリヂストンタイヤジャパンをはじめとする国内のブリヂストンタイヤ販売会社とタイヤ販売代理店は6月1日、直営店および一部のブリヂストンタイヤ取扱い店と協働で「#TIRE SAFETY」活動を開始し、乗用車およびトラック・バス用タイヤなどの安全点検を強化すると発表した。

 この取り組みは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大防止のための緊急事態宣言が解除され、乗用車およびトラック・バスの本格稼働に向けた動きが予想される中、稼働を再開する車両などに装着されているタイヤの安全点検を行なうことで、予期せぬタイヤトラブルを未然に防止し、ユーザーの安全・安心に貢献していくことが目的。

 ブリヂストングループは、緊急事態宣言発令期間中も、社会や産業インフラを支えるクライアントやユーザーの業務や稼働を止めることがないよう、タイヤ供給や各種タイヤメンテナンスサービスを継続して行なっていた。一方で、緊急事態宣言発令期間中に車両の稼働が低下したことにより、タイヤメンテナンスが行き届いていない車両が数多くあると認識。

 平時においてもJATMA(日本自動車タイヤ協会)では「乗用車の4台に1台が車両指定空気圧より不足」「乗用車用タイヤの空気圧は1か月で5%程度低下」という点検結果があり、タイヤは適正な空気圧が充てんされることで性能を発揮する一方、空気圧に過不足があるとタイヤの損傷や事故につながる可能性があるため、タイヤ点検が非常に重要であると警鐘を鳴らす。

 この活動を通じ、稼働を再開する車両などのタイヤの外観チェックや空気圧点検などを強化することで、ユーザーの安全・安心を守り、社会・産業インフラをこれまで以上に支えていきたいとしている。

「#TIRE SAFETY」活動の概要

・乗用車用タイヤ:来店時にタイヤ点検を行ない結果を報告。タイヤ館・コクピットチェーン店においては、上記に加え、オイル・バッテリーなどの点検も実施。
・トラック・バス用タイヤ:クライアントの事業所における出張点検を実施。
・当活動を周知していくために、新型コロナウイルス感染症の予防対策を確実に実施しながら順次各種制作物の展開を進行。

 ブリヂストングループは、CSR体系「Our Way to Serve」の中で、重点領域として「モビリティ」「1人ひとりの生活」「環境」を掲げていて、安全点検活動を通じて持続可能な社会の実現を目指すとともに、人々がより快適に移動し、生活し、働きそして楽しむことへの貢献を目指している。

 ユーザーをはじめ地域の人々の生命の安全、健康を守ることを最優先に位置付け、当社技術や断トツのネットワークを通じて、社会・産業インフラを支え多くの人々の安全・安心なカーライフ、運送事業者様の安全運行に貢献していきますと結んでいる。