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ジープ、「コンパス」改良モデル発表。PHEVの4WDモデル「4xe」導入

130HPと150HPの直列4気筒 1.3リッターターボエンジン採用

2020年6月4日(現地時間) 発表

コンパクトSUV「コンパス」

 ジープ(Fiat Chrysler Automobiles)は、ヨーロッパで販売するコンパクトSUV「コンパス」に新エンジンを採用するなど改良モデルを発表した。ガソリン車はすべて2WD(FF)となり、4WDについてはPHEVで提供されることになった。

 コンパスに搭載されるエンジンは、最高出力130HPと最高出力150HPを発生する2種類の直列4気筒 1.3リッターターボガソリンエンジン、最高出力120HP、最大トルク320Nmを発生する1.6リッターディーゼルエンジンの3タイプをラインアップ。

 130HPバージョンは「Sport」「Longitude」「Night Eagle」「Limited」モデルに搭載され、トランスミッションはマニュアル。150HPバージョンは「S」モデルに搭載されトランスミッションはDCTが組み合わされる。

コンパクトSUV「コンパス」

 いずれのモデルも駆動方式は2WD(FF)となり、4WDモデルについては、1.3リッターエンジンと電気モーターを組み合わせたPHEV(プラグインハイブリッド)の「4xe」モデルとして用意され、PHEVモデルは2020年後半に登場予定という。

 そのほか改良モデルでは、コネクテッドサービス「Uconnect」の標準装備や、エクステリアでは新デザインのホイールや5つの新しいエクステリアカラーの採用、インテリアではトノカバーの改良などが施された。