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ジープ、「コンパス」を商品改良。「START&STOPシステム」採用で4WDモデルの燃費改善

リミテッド同等の運転支援システムをロンジチュードに採用

2019年1月17日 発表

323万円~419万円

リミテッド

 FCA ジャパンは1月17日、ジープのコンパクトSUV「コンパス」を安全性や快適性など商品改良して販売開始すると発表した。価格は323万円~419万円。

 コンパスは全モデルで最高出力129kW(175PS)/6400rpm、最大トルク229Nm (23.4kgfm)/3900rpmを発生する直列4気筒 2.4リッターエンジンを搭載。トランスミッションに6速AT、駆動方式に2WD(FF)を採用する「スポーツ」「ロンジチュード」、9速ATと4WDを採用する「リミテッド」の3グレードをラインアップする。

リミテッド

 今回の改良でリミテッドには「START&STOPシステム」を新採用し、リッター当たりの燃費を23%改善してJC08モード燃費11.8km/Lを実現。また従来「ラグジュアリーパッケージ」のセットオプションとして提供されていた「パワーリフトゲート」を標準装備。装備を充実させながら価格は据え置きとした。

ロンジチュード

 ロンジチュードでは、最上級グレードのリミテッドと同等の運転支援システムを採用して、新たにクラッシュミティゲーション(衝突軽減ブレーキ)付の前面衝突警報やLaneSense車線逸脱警報プラス、ParkSense縦列/並列パークアシスト、Parkviewリアバックアップカメラ、アダプティブクルーズコントロールなどを装備。さらに、雨量感知機能ワイパー、オートハイビームヘッドライト、自動防眩式ルームミラーなどを追加して、安全や快適性を向上させた。価格については従来モデルの18万円高とした。

スポーツ
ロンジチュード
リミテッド

 そのほか、全モデルでカーエアコンの冷媒使用量を減少させるなど環境に配慮。ボディカラーは「エグゾティカ レッド C/C」「ミニマル グレーメタリック」「ヴォーカルホワイト」「ブリリアントブラッククリスタル」、オプションカラーの「ハイドロブルー」の全5色を設定した。