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日産、新型EV「アリア」を7月15日にワールドプレミア。プロパイロット2.0搭載

株主総会で内田社長兼CEOが明言

2020年6月29日 発表

 日産自動車は6月29日、第121回株主総会を実施し、その中で社長兼CEOの内田誠氏が新型EVクロスオーバー「アリア」を7月15日にワールドプレミアすると明言した。

 株主総会は5月28に行なった業績発表(「日産、内田社長兼CEOが語る事業構造改革計画『NISSAN NEXT』記者会見レポート」をご参照頂きたい)の内容を改めて説明したうえで、6月25日に指名委員会等設置会社へと会社の体制を変更し、指名委員会、報酬委員会、監査委員会を設置したことを発表した。

 この体制変更により、取締役会の独立性が向上し、従来よりも意思決定プロセスの透明性も向上し、迅速で柔軟性のある業務執行が可能になるとしている。

登壇した社長兼CEOの内田誠氏
ガバナンス体制の変革

 今後の展望について、ホームマーケットである日本市場も、ブランドの向上とマーケットシェアの回復を狙い、しっかりと再強化していくと明言した中で、6月30日に発売されるキックス、そして最新のプロパイロット2.0を搭載した新型EVクロスオーバー アリアを7月15日に、ホームマーケットである日本を皮切りにグローバルに投入し、新しい時代の日産の顔としてブランドを牽引させると明言した。

【中継】日産自動車株式会社 第121回定時株主総会(1時間50分)