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STIギャラリーが7月4日より再開。「S209」開発に関する企画展示も

当面は土曜日、日曜日の10時~17時のみの営業

2020年7月4日 再開

STIギャラリーを再開

 STI(スバルテクニカインターナショナル)は7月1日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため閉鎖していた「STIギャラリー」(東京都三鷹市)の営業を7月4日より再開すると発表した。同時に4月1日より公開予定であったSTIギャラリーの新規企画展示「TRY&ERROR 創造の軌跡」展も公開する。

 再開にあたっては、新型コロナウイルス感染拡大防止のガイドラインに対応した運営とし、当面は土曜日と日曜日の10時~17時のみの営業となる。また、来場者に対しても検温や体調に関するアンケートの実施、マスクの着用、アルコールによる手指消毒や手洗いなどをお願いするとのこと。詳細については同社Webサイトにある「STI Galleryへお越しのお客様への大切なお知らせ」をご確認いただきたい。

企画展示第2弾「TRY&ERROR 創造の軌跡」

 STIギャラリーでは、歴代のレース参戦車やトロフィーの展示に加え、ミニチュアカーで紹介する年表など用いてSTIの歩みを紹介。さらに来場者がギャラリーの柱にメッセージを書き込めるなど、来場者との絆をより深めていくことを目的とした常設展示を行なっている。

 加えて、企画展示の第2弾として「TRY&ERROR 創造の軌跡」を実施する。STIの未来と現在をテーマに、北米向けのコンプリートカー「S209」と、「SUBARU VIZIV PERFORMANCE STI CONCEPT」を新たに展示。

新規企画展示「TRY&ERROR 創造の軌跡」展を実施する

 S209の開発へフォーカスを当て、実際に使われたS209企画議事録や、開発中プロドライバーと共に実施したタイムトライアルに使用されたダンパーなど、開発に苦戦したTRY&ERRORの様子を展示。また、今後のSTIとユーザーの約束「ブランドステートメント」を題材に、未来のSTIを担う全社員へ「理想の運転」についてヒアリングを行ない、社員直筆のメッセージを掲載することで、STIが届けたいクルマの価値について表現するという。