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ヤマハ、期間限定予約の受注生産で「YZF-R1」「YZF-R6」のレースベース車
サーキット走行専用モデルで9月4日から期間限定予約受注
2020年9月4日 13:55
- 2020年9月4日 発表
- YZF-R1 レースベース車:225万5000円
- YZF-R6 レースベース車:124万3000円
ヤマハ発動機は9月4日、受注生産のサーキット走行専用モデル2車種「YZF-R1 レースベース車」2021年モデルと、「YZF-R6 レースベース車」2021年モデルの予約受付を開始した。価格はそれぞれ225万5000円と124万3000円で、発売は2021年1月29日。
期間限定予約による受注生産で、第1次予約受付は9月4日〜30日、第2次予約受付は10月1日〜11月30日。全国の「ヤマハオンロードコンペティションモデル正規取扱店」にて予約を受け付ける。
YZF-R1 レースベース車
YZF-R1 レースベース車は、2020年モデルのスーパースポーツ「YZF-R1」をベースに、レースなどサーキット用途に配慮したモデル。2021年モデルでは、APSG(アクセル開度センサーグリップ)を織り込んだYCC-T(電子制御スロットル)や、EBM(エンジンブレーキマネジメント)、BC(ブレーキコントロール)などの電子制御システムを採用する。
ヘッドライト、ポジションランプ、ミラー、ホーン、タンデムシート、タンデムステップ、リアフェンダーカバー、グラフィック類の装備を省いた状態での出荷となる。
YZF-R6 レースベース車
YZF-R6 レースベース車は、2020年モデルのスーパースポーツ「YZF-R6」(欧州仕様)をベースに、レースなどサーキット用途に配慮したモデル。トラクション・コントロール・システム(TCS)やクイック・シフト・システム(QSS)などの電子デバイスに加え、上位モデル「YZF-R1 レースベース車 (2019年モデル)」と同型のフロントサスペンション、フロントブレーキなどを継続採用する。
こちらはフラッシャー、ヘッドライト、テールランプ等の灯火器類が装備された状態での出荷となる。
なお、両モデルともに購入特典として、サーキット走行専用部品の「ワイヤーハーネスセット」と「ECU」(F.I.マッチングソフトウェア含む)が、本体とは別に送られる。
また、両モデルとも、国土交通省の認定を受けていないため、ナンバープレートを取得できず、道路も走行不可となっている。道路を走行した場合、道路交通法及び道路運送車両法の違反となる。なお道路とは、私道、寺の境内、海辺、堤防上、農道、林道など道路の形態を整えていないところでも、人やクルマが自由に出入りできるところは道路とみなされるのでご注意いただきたい。