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コーンズ、東京にちなんだ世界に4台だけのロールス・ロイス「Dusk in Tokyo Collection」
新エクステリアカラー「Dusk in Tokyo」、ローズゴールドのスピリット・オブ・エクスタシーなど採用
2020年9月23日 16:19
- 2020年9月18日 発表
- 5317万7000円~8707万1000円
ロールス・ロイスの正規ディーラーであるコーンズ・モータースは9月18日、日本の首都・東京にちなんだロールス・ロイス・モーター・カーズ初のビスポーク・コレクション「Dusk in Tokyo Collection」を発表。このコレクションは「ファントム」「カリナン」「ドーン」「レイス」の4モデル各1台で構成され、価格は順に8707万1000円、5728万9000円、5408万8000円、5317万7000円。
「Dusk in Tokyo Collection」は、その名を冠した新エクステリアカラー「Dusk in Tokyo」を採用。このコレクションは英国のロールス・ロイス本社グッドウッドにあるロールス・ロイス・ビスポーク・コレクティブによって開発されたもので、東京で50年以上にわたりロールス・ロイスを代表する正規ディーラーであるコーンズ・モータースのためだけに開発されたものという。この新しいエクステリアカラーはグレーがかったホワイトで、スピリット・オブ・エクスタシーには日本初となるローズゴールドカラーを採用した。
その特徴については、「高層ビルが立ち並ぶ湾岸沿いの大都市では、夕暮れ時には暖かな光が特別なオーラを纏い、ガラスとコンクリートの中の太陽のきらめきと、暗く長い影とのコントラストが、街並みにオレンジとピンクの光を放ちます。『Dusk in Tokyo Collection』は、さわやかな晴れた日に、東京の都心部の超高層ビル群から眺めた美しい夕焼けにオマージュしてつくられました」と述べられている。
新エクステリアカラーを開発したロールス・ロイス・ビスポーク・ペイントデザイナーのサマンサ・コールタス氏は、「夕日がさまざまな角度で当たって命を吹き込み、桜の花びらに見られるような奥行きと落ち着きのある穏やかな色を表現しようと考えました」とコメント。塗料にはアルミニウムとマイカが含まれており、光をさまざまな方法で屈折させることで弱い光の下でも絶妙な色調を生み出し、鮮やかに輝くという。この瞬間を再現するために、グッドウッドのペイントショップは複雑なプロセスを経て、この4台の限定車にふさわしい効果を生み出すために何層ものベースコートと追加のクリアコートを必要としたとのこと。
また、ファントムではフェイシアにローズゴールドクロックを追加し、ファントム、ドーン、レイスにはオープンポアロイヤルウォールナットを使用。カリナンにはオープンポアブラックウッドを採用し、ロールス・ロイス初のSUVの力強い精悍さを反映したダークな仕上がりになっている。
なお、「Dusk in Tokyo Collection」は9月26日~27日の期間、ロールス・ロイス・モーター・カーズ東京(東京都港区芝2-7-17)に展示される。