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日産の猫用軽自動車「おうち用にゃっさんデイズ」にわが家の猫が乗ってみた

日産自動車の「おうち用にゃっさんデイズ」に乗ったわが家の猫

 日産自動車が、猫用軽自動車「にゃっさんデイズ」を作った。「猫が? 軽自動車に? どうやって?」とお思いになるかもしれないが、日産が公開した動画では、本当に猫が軽自動車の「デイズ」に乗っていたのだ。

 にゃっさんデイズの特設Webサイトで公開されたその動画は、猫が“にゃっさんデイズ”に乗って、運転支援技術「プロパイロット」「インテリジェント アラウンドビューモニター」といった先進技術や、小まわりのよさ、SOSコールの紹介などをするというもの。番外編として、猫視点でWebムービー撮影の裏側を紹介するメイキングも公開されている。

こちらが本当の日産の軽自動車「デイズ」
【デイズ】ねこCMメイキング | ねこ用日産軽自動車 | #にゃっさんデイズ

 このにゃっさんデイズは、「猫バンバンプロジェクト」に続く、日産の猫プロジェクト第2弾。ちなみに、猫バンバンプロジェクトはクルマのエンジンを始動する前にボンネットを叩いて、エンジンルーム内などに猫がいないかを確認するアクションのこと。寒い時期に、猫に気づかずにエンジンを始動したりクルマを動かしたりしてしまう事故を防ごうと、2016年1月から活動を続けている。

2015年にSNSに投稿したことがきっかけとなり、2016年1月から本格始動した「猫バンバンプロジェクト」。特設Webサイトでは、50匹の個性あふれる「#猫バンバンロゴ」が公開されている

 また、10月23日まで“おうち用にゃっさんデイズ”とオリジナル猫バンバンステッカーのセットが抽選で100名に当たるプレゼントキャンペーンも実施されている。プレゼントキャンペーンの詳細は、にゃっさんデイズの特設Webサイトをご確認いただきたい。

おうち用にゃっさんデイズと、オリジナル猫バンバンステッカーのセットが当たるプレゼントキャンペーンを10月23日まで実施している

おうち用にゃっさんデイズを猫は気に入るか?

 今回、このおうち用にゃっさんデイズにわが家の猫(2歳)が乗ってくれるかどうが試してみた。おうち用にゃっさんデイズはWebムービーで使用された物とは若干異なり、簡単に組み立てができるようになっている。

わが家の2歳の猫兄姉
おうち用にゃっさんデイズは組み立て式。カッターなども使うことなく、同封の説明書に従って折ったり貼ったりして、5分くらいで組み立てが完了
開封したときから興味津々
こちらが組み立てたおうち用にゃっさんデイズ。サイズは510×250×250mm(奥行き×高さ×幅)なので、そこそこ大きい。実車ではガラスが入っているフロント、サイド、リアの部分と、ルーフ部分に穴が開いている
よく見るとワイパーが印刷されている
サイドミラーもちゃんとある
ホイールデザインも実車に沿っている
ライトまわりのデザインも作り込まれている
グレードはハイウェイスター

 実は箱形のおもちゃなどにあまり興味を示さないわが家の猫たちではあったのだが、組み立ての時点から興味津々。撮影をしているときはおうち用にゃっさんデイズのまわりをうろうろとしていたものの、撮影を終えるともう興味を失ったのか、キャットタワーやベッドの下ですやすやとし始めてしまった。だがここで諦めず、そのままおうち用にゃっさんデイズを置いて様子を見ていると、起き出してきた猫たちが再び興味を示し、1匹はおうち用にゃっさんデイズの中に収納されていった。

撮影中から興味津々。「ちょっと待ってくれたら遊べるから……」と思っていたら、そのうち興味を示さなくなってしまった。これぞ猫の気まぐれか……
昼寝を終えてエサを食べた後、再びおうち用にゃっさんデイズに興味を示す猫たち。ボンネットやルーフに足をかけたら車体が潰れてしまわないかとヒヤヒヤしたが、意外と頑丈
ルーフ部分からにゅるりと車内(?)に入って、すっぽり収納。わが家の愛猫は骨格のがっしりした大きめの体格なのだが、それでも内側スペースには余裕があった

 ねこ用軽自動車にすっぽりと収まる愛猫はどことなくシュールでありつつも、そのかわいさは格別のものがある。猫バンバンプロジェクトと合わせて、クルマと猫との付き合い方を今一度考えてみてはいかがだろうか。