オートバックス、街の自動車事業者との提携サービスを開始

外部事業者向けメンテナンスパックの流れ

　オートバックスセブンは12月14日、2009年より販売している「メンテナンスパック」について、自動車販売事業者や自動車リース事業者向けの「外販メニュー」の取り扱いを開始すると発表した。

　このオートバックスが提供しているメンテナンスパックとは、オートバックスグループ店舗にて車検の実施または自動車を購入したユーザー向けに「エンジンオイル交換」「バッテリー交換」「タイヤローテーション」「12か月点検」など、次の車検までに必要となるメンテナンスメニュー（商品代金や交換工賃を含む）をパッケージングして、都度払いよりも割安となるサービスで、クルマを安心安全に利用しながら、掛かる費用を軽減することでユーザーのクルマ生活をサポートしようと2009年11月より販売しているメニュー。

　しかし、昨今クルマとの関わり方が「所有」から「使用」へとシフトし始め、エンドユーザーへのクルマの提供方法も、販売だけでなく、リースやレンタル、サブスクリプションなども登場。このような多様な環境の中、自動車販売事業者や自動車リース事業者などの中で、自社での整備に課題を抱えている事業者向けにメンテナンスパックの新パッケージを開発。

　導入事業者は、自動車をユーザーへ提供する際にメンテナンスパックを合わせて販売することができ、購入したユーザーは日本全国にあるオートバックス、スーパーオートバックスの店舗で、車両の整備やメンテナンスサービスを受けることができるようになる。