ニュース

オートバックスのカーライフブランド「ゴードン ミラー」、“商品開発拠点”を2日間限定で一般開放中

7月23日~24日。キャンピングカー「GMLVAN V-01」「GMLVAN C-01」も間近に見られる

2020年7月23日~24日10時~19時 開催

「GORDON MILLER LAB.(ゴードン ミラー ラボ)」を2日間限定で一般開放中

 オートバックスセブンが展開するカーライフブランド「GORDON MILLER(ゴードン ミラー)」が商品開発などに使用している「GORDON MILLER LAB.(ゴードン ミラー ラボ)」にて、7月23日~24日限定の一般開放イベント「GORDON MILLER LAB. OPEN GARAGE DAY」を開催している。

 ゴードン ミラーはオートバックスのオリジナルカーシャンプーからスタートしたブランドで、後にガレージライフを応援する内容に進化。さらに「ガレージで使っているアイテムやウエアのまま外へ出かけよう」というコンセプトへと発展し、キャンピングカーやアウトドアアイテムも手がけるようになった経緯があり、今回のイベントではゴードン ミラーが手掛けるキャンピングカー「GMLVAN V-01」(トヨタ ハイエースベース)と「GMLVAN C-01(日産 NV200 バネットベース)の実車展示のほか、グッズ、ファニチャー、ウエアなどプロダクトのほぼすべての商品を展示している。なお、置いてある商品はすべて見本となっているので、本稿を読んでから7月24日に来店しても商品がなくなっているということはない。

 ゴードン ミラーラボの所在地は東京都世田谷区駒沢3-1-15 1F。国道246号線の駒沢交差点近くで、電車は東急田園都市線の駒沢大学駅が最寄りとなる。開催時間は10時~19時で、新型コロナウィルス感染症として来店時のマスク着用と入店時に手の消毒がお願いされている。

東京都世田谷区駒沢3-1-15 1Fにある「GORDON MILLER LAB.(ゴードン ミラーラボ)は、7月23日~24日限定で一般開放イベント「GORDON MILLER LAB. OPEN GARAGE DAY」を開催中。今回は2回目の開催で、次回の開催などについてはゴードン ミラーの公式サイトやインスタグラムで行なう予定。秋ごろに開催する予定という
ゴードン ミラーラボは商品開発や撮影などを行なうスペースで、普段は一般公開していない。ただ、窓越しに見えるアウトドア系アイテムが気になる人が多いようで、「ショップなのか?」と聞かれることは多いという
イベント中にオンラインショップからゴードン ミラーの商品を購入すると価格が5%OFFになり、さらに送料が無料になる。また、会場で決済画面をスタッフに見せるとイベント限定のオリジナルのクージー(保冷、保温効果のあるドリンクカバー)をプレゼントしている
会場内の様子。ゴードン ミラーの製品はクルマ系とウエア商品をそれぞれ異なる店舗で取り扱っているが、それらを一堂に集め、ブランドとしての魅力をもっと伝えたいという気持ちからこのイベントを開催しているとのこと
ゴードン ミラーはガレージライフを楽しむためのアイテムやアウトドアグッズを手掛けるブランドで、ガレージライフ譲りの機能的とタフさを併せ持つ作りなっているのが特徴。加えてデザイン性も優れているので、男性はもちろんアウトドア好きな女性からの支持も受けているという

 イベント初日に現地へ行ってみたが、現地に着いてまず目に入るのがゴードン ミラーが発売するキャンピングカーのGMLVAN V-01とGMLVAN C-01の2台。これら車両はゴードン ミラーの中で「MOTORS」というブランドが取り扱うもので、普段は全国6店舗のオートバックスにあるMOTORSブースに車両を展示しているとのことだ。

 イベント会場には車両に詳しいスタッフがいるので、クルマの説明はもちろんのこと、実際に泊まってみたときの印象などキャンピングカーの購入を検討している方がとくに知りたい部分も聞くことができる。また、購入希望の場合は会場内での商談もできるようになっている。

 車両展示のほかにもゴードン ミラーのアウトドア用品が数多く展示されていた。アウトドアで使いたいアイテムは質感や強度などを実際に確かめたいものだけに、今回のイベントは用品を探している人にも価値あるものだ。実物を思う存分チェックするだけでなく、例えば気になるアイテムを展示車に積み込んでリアルなサイズ感を見ることも可能だ。

 そしてウエア類はTシャツのほか、秋冬のキャンプに向けたシャツやコート、ジャケットなども展示されている。これらゴードン ミラーのウエア類はMOTORSでは扱っていなくて、オートバックスセブンが運営する「JACK&MARIE」というアパレルショップにて販売しているので、イベントに行けない人はそちらでチェックしたい。

GMLVAN C-01(日産 NV200 バネットベース)の価格は374万円(2WD。4WDは418万円)。オリーブドラブのボディカラーはゴードン ミラーオリジナル色だが、なんと日産の生産ラインで他の新車と同じ行程で塗られている。ほかにも「コヨーテ」カラーがあり、こちらも日産の生産ラインで塗るゴードン ミラーオリジナルカラー
黒いバンパーにフラットブラックのグリル。黒いホイール(オプション)と道具感溢れる仕上がりのエクステリア
ベースキャリア、ルーフラック、専用ホイールはオプション。未装着だがサイドオーニングのオプションもある
GMLVAN V-01のインテリア。内装はアカシアなどの天然木で仕上げている。天井ライトはLED
セカンドシートはキャンピングカーでの実績があるREVOシートに変更。通常シート、ベッドのほかソファにもなる
セカンドシートを後ろ向きにしてフロアに着脱式のポールを立てて、フロアボードのセットすると対面式のテーブルができる
フロア下には荷物が置けるスペースがあるので、就寝スペース周辺が散らからずに済む
キャンピングカーはエンジンを止めた状態で室内灯を点けることも多いので、室内灯はポータブル電源から電気を取ることができるよう車体側に電源ソケットが設けてある
2列目テーブル仕様からベッドモードへの変更
身長約170cmの人が寝た状態。足下にはまだ余裕がある。幅はセミダブルベッド相当ある
オリジナルの丸目4灯フェイスになり、サイドもブラックガーニッシュを追加する「GMLVAN V-01」(トヨタ ハイエースベース)。価格は486万6400円(2WD/2.0リッターガソリン)。ルーフラック、専用ホイールはオプション
ボディは標準サイズなので取りまわしはいい。クルマを中心にしたアウトドアベースを作る際に便利なサイドオーニングのオプションもある
天然木に覆われたインテリア。フロアボードは4枚に分割できるので積載メインの使い方も可能。こうした機能は現地で見たいものだ
気になったアイテムを紹介。こちらは新製品の「スタッキングトランクカーゴ」。フタの天面がフラットなので重ねて置ける
室内、屋外ともにテーブルとして使うこともできる
こちらはコット。ゴードン ミラーのコット、チェアに使用している生地は一般的なアウトドア用品よりも擦れや引っ張りに強い高耐久性のものを使用。このあたりはガレージライフから発展したアイデアだという
軽量で丈夫な素材であるX-PACを使用したシートカバー。こうした質感のシートカバーを探していた人もいるのではないだろうか。価格は1万8700円
シートバックカバー+CORDURAシートバックオーガナイザーの組み合わせ。シートバックオーガナイザーはミリタリーアイテムで使われるモールシステムを装備したもので、システムポーチを自由に配置したり、カラビナやフックなどで小物をシートバックに吊すこともできる。シートバックオーガナイザーの価格は8800円。そのほかアンブレラケース、ティッシュカバー、ウエットティッシュカバーをモールシステムで取り付けている