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メルセデス・ベンツ、インパネ左右両端に広がるディスプレイ「MBUXハイパースクリーン」公開
EV「EQS」にオプション採用。ディスプレイ幅は141cm
2021年1月9日 11:05
- 2021年1月7日(現地時間)発表
独ダイムラーは1月7日(現地時間)、2021年に投入予定の新世代EV(電気自動車)「EQS」でオプション設定する「MBUXハイパースクリーン」を公開した。
今回発表されたMBUXハイパースクリーンは、インパネ左右の両端近くまで広がるスクリーンユニット。スクリーンはプラスチック製のフロントフレームに囲まれ、スクリーン下部の照明によってディスプレイユニットがインパネに浮かんでいるように見えるのが特徴。
ディスプレイの幅は141cmで、その面積は2432.11cm 2 。MBUXハイパースクリーンの中央部と助手席側のディスプレイにはOLED技術を用い、この部分は高いコントラスト値が得られるという。MBUXは8CPUコア、24GB RAM、46.4GB/秒のRAMメモリ帯域幅を持ち、1台のカメラと1台の光センサーによる測定データを前提に、画面の明るさを周囲の条件に適合させる。
また、MBUXシステムはAI(人工知能)を利用しており、マッサージプログラムや誕生日のリマインダー、やることリストの提案など、20以上の機能を提案する機能が盛り込まれた。一例として、特定の日と時間帯に電話をするよう提案を行なったり、冬季にホットストーンの原理を利用したマッサージを使用するか提案したりできるという。さらにGPSで場所を記憶し、急勾配のガレージ入口に近づくと自動的に車高を上げるといったことも可能になっている。