ニュース
SUPER GTの「スープラ」やスーパー耐久の「クラウンRS」など埼玉トヨペットのモータースポーツ参戦体制発表
2021年から始まる「GAZOO Racing Yaris Cup」にも参戦
2021年1月20日 12:23
- 2021年1月16日 発表
埼玉トヨペットは、同社のモータースポーツ活動「Green Brave」の参戦体制を発表。GR スープラGTで「SUPER GT GT300クラス」、クラウンRSで「スーパー耐久」へ参戦するほか、「GAZOO Racing 86/BRZ Race」「GAZOO Racing Yaris Cup」といった4つのカテゴリーに参戦することを明らかにした。
埼玉トヨペットは2013年に「多くの人たちにクルマの楽しさを伝える」「パドックで一番ファンサービスするチームを目指す」「サービスエンジニア(店舗メカニック)と共にレースを戦う」という活動方針の下、Green Braveを結成。同年からスーパー耐久シリーズへの挑戦を開始し、2015年にST-4 クラスのチャンピオンを獲得。2016年からはGAZOO Racing 86/BRZ Race、さらに2017年からは国内最高峰のSUPER GTに参戦している。
チーム結成8年目となる2020年は、SUPER GTにニューマシン「GR スープラGT」を投入。開幕戦でデビューウィンを記録するとともに、第8戦ではポールトゥウィンを達成。ランキング2位を獲得したほか、スーパー耐久に投入したニューマシン「クラウンRS」も開幕戦でデビューウィン。2台のニューマシンが初戦から速さを発揮し、躍進を遂げた。
オンラインで行なわれた「埼玉トヨペットオートサロン2021」において発表された2021年の参戦カテゴリーは4つ。SUPER GTにはGR スープラGTをGT300クラスに投入。吉田広樹選手と川合孝汰選手のコンビでチャンピオンを目指す。タイヤはブリヂストン。店舗メカニックは初参加の2名を加えた計4名が全戦に参加して、マシンの整備やピット作業を行なう。
スーパー耐久はクラウンRSを「ST-3クラス」に投入。ドライバーはチーム結成初年度から共に戦う服部尚貴選手と、吉田広樹選手と川合孝汰選手のSUPER GTコンビ。そして、埼玉トヨペット代表取締役社長の平沼貴之氏がドライバーとして出場する。店舗メカニックは、通年参加の2名を含む6名が参加。マシンの整備やピット作業を行なう。
GAZOO Racing 86/BRZ Race は吉田広樹選手と川合孝汰選手がプロフェッショナルシリーズに出場。川合選手は2020年、デビュー戦で初優勝を記録しており、吉田選手と共にチャンピオンを目指す。また、アマチュアドライバーを迎えたサポートプログラム「86GB キャンプ」も継続。吉田選手、川合選手のコーチングを受けながらアマチュアドライバーがクラブマンシリーズに参戦する。店舗メカニックは通年参加の3名を含む6名が参加。マシンの整備やピット作業を行なう。
4つめのカテゴリーは、2021年から始まる「GAZOO Racing Yaris Cup」。86 GB Camp のYaris Cup版である「Yaris GB Camp」を創設して、同レースへの参戦を希望するアマチュアドライバーをサポートする。マシンの整備やピット作業は店舗メカニックが行ない、86 GB Camp同様にGB ドライバーのコーチングも受けられる。