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トヨタ、超小型EV「C+pod」商品紹介映像を公開
価格165万円からの2人乗り超小型モビリティ
2021年1月27日 12:21
- 2021年1月20日 公開
- 165万円~171万6000円
トヨタ自動車は、2020年12月より限定販売を開始した2人乗り超小型EV(電気自動車)「C+pod(シーポッド)」の商品紹介動画を公開している。
C+podは、超小型モビリティ(型式指定車)に適合させたEVで、車両区分(道路運送車両法)は軽自動車となる。ボディサイズは2490×1290×1550mm(全長×全幅×全高)で、乗車定員は2名。最高速は60km/hとなり、法律上、高速自動車道や自動車専用道路は走行不可とのアナウンスがされている。
パワートレーンは、最高出力9.2kW、最大トルク56Nmを発生するモーター(1RM:交流同期電動機)を搭載、駆動方式は2WD(RR)。容量51Ahのリチウムイオン電池を搭載して、一充電走行距離は150km(WLTCモード値 クラス1)を実現する。
充電方法は普通充電に対応して、充電時間は単相200V/16Aで約5時間(満充電)、単相100V/6Aで約16時間(満充電)となる。
公開された動画では、軽自動車向けの基準をもとに、新たに設定された超小型モビリティ用の安全基準に対応した衝突安全性能を備えていることや、プリクラッシュセーフティを標準装備していること、最小回転半径3.9mを活かして車庫入れ時などで優れた取りまわしを実現することなどを紹介している。
C+podの価格はXグレードが165万円、Gグレードが171万6000円。2020年12月25日より開始された限定販売は、EV普及に向けて検討を進めてきた法人ユーザーや自治体などを対象にしたもので、トヨタではEVの新たなビジネスモデル構築など普及に向けた体制づくりを一層推し進めたうえで、個人向けを含めた本格販売については、2022年を目途に開始する計画。