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スバル、新型EVを2020年代前半に欧州導入へ トヨタとプラットフォーム共有する中型SUV

追加情報を2021年中に発表予定

2020年12月14日(現地時間) 発表

共同開発する「EV専用プラットフォーム」(イメージ)

 スバルのヨーロッパ子会社であるスバルヨーロッパは12月14日(現地時間)、トヨタ自動車とプラットフォームを共有する中型SUVの新型EV(電気自動車)を、2020年代前半に投入予定であることを明らかにした。

 ヨーロッパに導入されるEVは「フォレスター」と同様のサイズになるといい、同モデルに関する追加情報は2021年中に発表予定としている。

 この発表は、ヨーロッパでの代替パワートレインに対するニーズの高まりを満たすためのスバルの取り組みを強調するもので、この発表に加えて、スバルでは現在同地域の販売量で60%を占める3つのコアモデルに、「インプレッサ e-BOXER」「XV e-BOXER」「フォレスター e-BOXER」を導入して、ヨーロッパにおけるスバルブランドの電動化ステップを示す。

フォレスター e-BOXER

 スバルとトヨタは2019年に、中・大型乗用車向けの「EV専用プラットフォーム」と、Cセグメントクラスの「SUVモデルのEV」を共同開発することで合意したことを発表している。両社が共同開発した車両については、両社のブランドで販売する予定となっており、12月7日(現地時間)には、トヨタがトヨタブランドの新型EVを発表することを明らかにしている。