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BMW M史上もっともパワフルな「M5 CS」公開 限定生産で今春に欧州導入
最高出力635HP、最大トルク750Nmで0-100km/h加速は3.0秒
2021年1月27日 14:57
- 2021年1月27日(現地時間)発表
- 18万400ユーロ
独BMWは1月27日(現地時間)、BMW Mが開発する高性能マシン「M5 CS」を公開した。2021年春に欧州市場へ導入され、ドイツでの価格は18万400ユーロ。
限定生産モデルとして発表されたM5 CSは、「M3 CS」「M4 CS」「M2 CS」に続くCSシリーズのフラグシップモデル。最高出力467kW(635HP)、最大トルク750Nmを発生するV型8気筒 4.4リッターターボエンジンを搭載しており、これは「M5 コンペティション」の460kW(625HP)を凌ぐ数値で、BMW M史上でもっともパワフルなエンジンとうたわれる。トランスミッションはドライブロジック付き8速Mステップトロニックで、後輪駆動でも走れる4輪駆動システム「M xDrive」を組み合わせる。
また、M5 コンペティションよりも約70kgの軽量化が行なわれており、0-100km/h加速は3.0秒、0-200km/h加速は10.3秒、最高速は電子的に制御される305km/hとした。
外観ではキドニーグリル、キドニーグリルのM5 CSバッヂ、フロントウィングのMギル、トランクリッド、Yスポークデザインの鍛造20インチホイールなどがゴールドブロンズで仕上げられ、ボンネット、フロントスプリッター、ドアミラーキャップ、リアスポイラー、リアディフューザー、Mパワーエンジンコンパートメントカバー、インテークサイレンサーはCFRP(炭素繊維強化プラスチック)製となる。
また、レーザーヘッドライトのL字型ライトチューブはロービーム、ハイビーム、ウェルカムライトがオンになっていると、白ではなく黄色に点灯。そのほか4本のテールパイプを備えたステンレス製スポーツエキゾーストシステム、キャリパーが赤色(オプションで金色も選択可能)で塗装されたMカーボンセラミックブレーキなども奢られる。
一方、室内では後席も独立シートとなり、前後席ともにヘッドレストにはニュルブルクリンクサーキットのコース図が描かれる。ステアリングはアルカンターラ仕上げ(スポークはブラッククロームトリム)となり、パドルシフトはカーボンファイバー製。また、インストルメントパネルや後席間には「CS」のロゴが入る。