日野、新型EVトラック「デュトロ Z EV」など「人とくるまのテクノロジー展2021 ONLINE」に出展

2022年初夏に市場導入予定の新型EVトラック「デュトロ Z EV」

　日野自動車は、5月26日～7月30日にオンライン開催される「人とくるまのテクノロジー展2021 ONLINE」に出展。2022年初夏に市場導入予定の新型EVトラック「デュトロ Z EV」などを紹介している。

　日野では「豊かで住みよい持続可能な社会」の実現を目指して、カーボンニュートラルや物流業界の人手不足といった社会課題の解決に向けて先進技術開発を進めている。同イベントでは新型EVトラックや自動運転実証の動画コンテンツを中心に、日野のCASE技術開発・社会実装に向けた取り組みを紹介している。

大型ダンプトラックによる自動運転（レベル4相当）の実証実験車両

　日野の出展サイトでは、「日野デュトロ Z EV」「燃料電池大型トラック」「大型ダンプトラックによる自動運転（レベル4相当）の実証実験」「大型ハイブリッドトラック『日野プロフィア ハイブリッド』」「安全への考え方」
といった項目でコンテンツを用意。

　2022年初夏に市場導入予定の超低床・前輪駆動小型EVトラック「デュトロ Z EV」の解説動画では、チーフエンジニアの東野和幸氏が登場して開発コンセプトや車両の特長について紹介。

　物流のラストワンマイルに最適化したEVシャシーを新開発して、コンパクトなモーターをキャブ下に搭載して前輪駆動とすることで超低床を実現。荷役作業性・乗降性を大幅に向上させたことやウォークスルーバン構造で宅配現場での使い勝手も追求したことなど、そのコンセプトや車両の特徴を紹介している。