非接触非対面のレンタカーサービス「スカイレンタカー・スマートサービス」にイードとジゴワッツの「バーチャルキー」採用

非接触非対面のレンタカーサービス「スカイレンタカー・スマートサービス」にイードとジゴワッツの後付型自動車用スマートロック「バーチャルキー」が採用された

　イードは6月10日、J-ウィングレンタリースが7月1日から開始する非接触非対面のレンタカーサービス「スカイレンタカー・スマートサービス」に、イードとジゴワッツが共同でビジネス開発を行なっている後付型自動車用スマートロック「バーチャルキー」が採用されると発表した。

　現在、J-ウィングレンタリースでは、空港や駅など観光拠点を中心に全国224店舗、約9000台のレンタカーサービス「スカイレンタカー」を運営しており、今後、3年間で計1000台の車両を非接触非対面のレンタカーサービス「スカイレンタカー・スマートサービス」に対応させる予定。

　バーチャルキーは、ジゴワッツの特許技術を用いた自動車の鍵をスマートフォンに置き換えるスマートロックシステム。J-ウィングレンタリースが提供開始する「スカイレンタカー・スマートサービス」は、スマートバリューが運営するモビリティのサービス化プラットフォーム「Kuruma Base」を利用したサービスで「バーチャルキー」はこの「Kuruma Base」に実装されている。

バーチャルキーは、ジゴワッツの特許技術を用いた自動車の鍵をスマートフォンに置き換えるスマートロックシステム。ジゴワッツの認証基盤技術「JigoAuth」を利用した認証サーバ（③）とスマートフォンアプリ（②）および専用車載器（①）により構成。自動車の鍵の解錠・施錠のみならず、プッシュスタートボタンの有効化・無効化操作が可能

バーチャルキー車載器

　新たに開始される「スカイレンタカー・スマートサービス」の特徴としては、店舗スタッフと非接触非対面で利用可能なレンタカーサービスとなり、利用者はスマートフォンで専用アプリをダウンロードして会員登録を行ない、アプリから車両と日時を選択すれば予約完了。利用当日も店舗での事前説明等も不要で、そのまま出発することができる。また、店舗の営業時間を気にせず、好きな時間から出発、好きな時間に返却することができるとしている。

　車両については、レンタカー店舗が管理、運営することで車両の返却ごとに都度清掃を行なわれるので、従来のレンタカー品質のように、いつでもキレイな状態で利用可能という。

　なお、会員登録をしてもレンタカー同様に会費は不要で、J-ウィングレンタリースでは多種多様な車種・ラインナップを展開していくという。

「スカイレンタカー・スマートサービス」の概要