インフィニティ、新型SUV「QX60」を公開 今秋から北米で販売スタート

新型「QX60」

　インフィニティ（日産自動車）は6月24日（現地時間）、ファミリー向けSUVの新型「QX60」を公開し、今秋に北米で販売を開始する予定であることを明らかにした。この新型QX60は北米日産スマーナ工場および、2022年初頭からパートナーである東風汽車集団有限公司と共同で中国市場向けに生産を開始する。

　新型QX60は3列シートのクロスオーバーモデルで、V型6気筒3.5リッターエンジンに新しい9速AT、インテリジェント4WD（四輪駆動）、ナビリンク機能付きのプロパイロット・アシストなどを採用。

新型QX60はV型6気筒3.5リッターエンジンに新しい9速AT、インテリジェント4WD（四輪駆動）などを搭載

　室内空間では広々としたくつろげる雰囲気を実現するとともに、なめらかでソフトな素材をふんだんに使いながら、優れた機能をシームレスに統合することに取り組んだという。さらに高解像度タッチスクリーン、ワイヤレス充電、Wi-Fi接続、チャイルドシートを取り外さずワンタッチ操作で3列目にアクセスできる2列目シートなど、充実した先進機能を採用していることを特徴に挙げている。

室内ではチャイルドシートを取り外さずワンタッチ操作で3列目にアクセスできる2列目シートなどを採用

　新型QX60について、インフィニティのチェアマンであるペイマン・カーガー氏は「インフィニティにとって『QX60』は最重要モデルの1つです。新型『QX60』で、インフィニティは現代的でかつ、日本的なラグジュアリーを表現しました。力強く、直感的な操作が可能な、乗る人に安らぎをもたらすこのプレミアム3列シートSUVでは、お客さまが求めているものをすべて実現しました」とコメント。

新型QX60とケイト・ハドソンさん

　また、今回の発表に際し、新型QX60のデビューに合わせて制作されたオリジナルショートフィルム「INFINITI Presents：新型『QX60』で人生をスタイリッシュに、思いのままに」も公開。ショートフィルムには、アカデミー賞の前哨戦としての注目度も高いゴールデングローブ賞受賞と、アカデミー賞にもノミネートされた実績を誇る俳優であり、プロデューサー、起業家、母親としても多方面で活躍するケイト・ハドソンさんを起用しており、インフィニティ グローバルブランド・マーケティング部長のフィル・ヨーク氏は「ケイト・ハドソンさんは、『QX60』のターゲットとなるお客さまをまさに体現する存在です。彼女は、ビジネスと家庭の両立で多忙を極めているにもかかわらず、すべてを優雅にこなしています。当社のお客さまも多忙で充実した生活を送っており、ケイト・ハドソンさんの起用により、お客さまに明確なメッセージを届けることができると思っております」と述べている。