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BMW、新型「4シリーズ グラン クーペ」 ミドルクラスのプレミアム4ドアクーペの価格は620万円から

2021年7月16日 発売

420i Gran Coupe:620万円

420i Gran Coupe M Sport:660万円

4シリーズ グラン クーペ

高剛性ボディを採用して安全性を向上させながらダイナミックな走りを実現

 ビー・エム・ダブリューは7月16日、ミドルクラスの4ドアクーペモデル「4シリーズ グラン クーペ」を発売した。右ハンドルのAT仕様で、価格は420i グラン クーペが620万円、420i グラン クーペ M Sportが660万円。納車は2021年9月以降を予定している。

 4シリーズ グラン クーペは、スポーティでエレガントなデザインとダイナミックな運動性能を持つ「4シリーズ クーペ」をベースに、4ドアモデルの優れた機能性を高次元で融合させたプレミアムミドルクラスの4ドアクーペモデル。

4シリーズ グラン クーペのボディサイズは4785×1850×1450mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2855mm、車両重量は1670kg
モデルラインアップ

 4シリーズ グラン クーペでは、安全機能・運転支援システムも最新世代へと進化。ほかの4シリーズ同様に、高性能3眼カメラ&レーダーおよび、高性能プロセッサーによる高い解析能力の最先端運転支援システムを標準装備。高速道路での渋滞時において、ドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与する運転支援システム「ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能」が装備され、一定の条件下において、ステアリングから手を離しての走行が可能となっている。

 コネクティビティも大幅に進化していて、「OK、BMW」と話しかけることで、車両の操作、目的地の設定などが可能となった。また、Apple CarPlayへの対応やBMWコネクテッドドライブの標準装備により、スマートフォンで事前に検索した目的地を車両に送信できるなど利便性が向上。車両のキーを持たなくても、iPhoneをドアハンドルにかざすことで、車両のロック解除/施錠、さらには、エンジンの始動も可能としている。

デザインスケッチ

新型4シリーズ グラン クーペの特徴

 フロントデザインは4シリーズ クーペ同様に、BMWのアイコンとなるキドニーグリルを縦型にデザインすることで、スポーティかつエレガントなキャラクターを際立たせた。さらに、キドニーグリルを大型化することで、その存在感を余すことなく表現。リアはBMW伝統のL字型リアコンビネーションライトまわりをブラックアウトすることで、BMWのクーペモデルらしい個性的なリアビューが与えられている。ショートオーバーハングと長いボンネットに加え、AピラーからCピラーにかけて流れるようなルーフラインで、よりクーペらしい美しいプロポーションを実現しつつ、居住性も高められた。

 搭載されるエンジンは、直列4気筒 2.0リッターツインターボエンジンで、最高出力135kW(184PS)/5000-6500rpm、最大トルク300Nm/1350-4000rpmを発生。また、サスペンション取り付け部やアンダーフレームを強化するとともに、高剛性ボディを採用することで、ロール剛性の強化、きれのあるスポーティなハンドリングに加え、衝突時の安全性能も向上させるなど、スポーティな走りをさらに磨き、グラン クーペらしいダイナミックな走りを実現した。

 加えて、アルミニウム材をボンネットだけではなく、エンジンキャリアやエンジンキャリア接続部に用いたことで、ボディ剛性の強化と軽量化という相反する性能を両立。ボディサイズは4785×1850×1450mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2855mm、車両重量は1670kgとなっている。

最新の先進安全運転支援システムも搭載

 BMWが国内認可取得モデルとして初めて導入したハンズオフ機能を搭載。「ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能」は、高速道路での渋滞時において、ドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与する運転支援システムのこと。この機能はドライバーが絶えず前方に注意するとともに、周囲の道路交通や車両の状況に応じて直ちにハンドルを確実に操作することができる状態にある限りにおいて、ステアリングから手を離しての走行が可能となる。

 また、安全機能・運転支援システム「ドライビング・アシスト・プロフェッショナル」も標準装備。高性能3眼カメラ&レーダーおよび高性能プロセッサーによる高い解析能力によって、より精度と正確性が向上した最先端の運転支援システムを標準装備している。アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)、レーン・チェンジ・ウォーニング(車線変更警告システム)およびレーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)、ステアリング&レーン・コントロール・アシスト、サイド・コリジョン・プロテクションおよび衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、クロス・トラフィック・ウォーニング、ペダル踏み間違い急発進抑制機能を標準装備とした。

 さらに標準装備となるパーキング・アシスタントには、車両が直前に前進したルート最大50mまでを記憶し、その同じルートをバックで正確に戻ることが可能となるリバース・アシスト機能も採用。日本に多数点在する細い道での対向車とのすれ違いに困った際など、安全かつ正確に、元のルートに復帰することを可能とした。