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TOYO TIRE、SUV用スタッドレスタイヤ「オブザーブ」シリーズ2種類をサイズ拡充

2021年8月 順次発売

オープンプライス

トーヨータイヤのオブザーブ GSi-6(左)とオブザーブ W/T-R(右)

刻々と変化していく不安定な路面状況にも対応

 TOYO TIREは、SUV専用スタッドレスタイヤ「オブザーブ(OBSERVE)GSi-6」と「オブザーブ(OBSERVE)W/T-R」のサイズラインアップを拡充して8月より順次発売する。オブザーブ GSi-6は15インチ~20インチの全17サイズ、オブザーブ W/T-Rは16インチ~17インチの全3サイズで、価格はいずれもオープン。

 2020年12月~2021年2月までの日本の天候は暖冬だったが、冬の前半に強い寒気が、後半には暖かい空気が流れ込んだ影響で、気温の変動も大きくなった。また、気温が高くなると雪質は水を含んだ重たいものとなり、気温差が大きくなると路面の状態も湿った雪が混じるシャーベット状態から凍結したアイス状態まで刻々と変化する……。そんな昨今の気候の特徴をとらえTOYO TIREは、スタッドレスタイヤには不安定な路面状況に対応できる性能が求められていると考え、日本の降雪期に求められる性能を追求したSUV専用のスタッドレスタイヤとしてオブザーブ GSi-6とオブザーブOBSERVE W/T-Rをラインアップして本格的に発売するという。

オブザーブ GSi-6

 さまざまな状況に変化する冬の路面でのハンドリング性能とブレーキング性能を向上。圧雪路でのブレーキング性能は従来品(オブザーブ GSi-5)比で7%良化し、ウェット路面では制動距離を同11%短縮した。クロスカントリー車向けを中心に、先行発売していた2サイズに15サイズを拡充し、全17サイズのラインアップとなった。

主な特徴
従来品との性能比較
サイズ表

オブザーブ W/T-R

 荒れた雪路や深雪路などでの走破性を追求。深雪路面でのトラクションを得るために、タイヤの側面にオフロード向けタイヤに使用している大型のサイドブロックを自社スタッドレスタイヤに初採用。2020年は雪路での走破性を志向するユーザー向けに1サイズの限定的な販売だったが、新たに2サイズを拡充して全3サイズのラインアップとした。

主な特徴
大型のサイドブロックを採用
サイズ表