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TOYO TIRE、サッカー日本代表のサポーティングカンパニー会見 JFA田嶋会長「TOYO TIREと一緒に新しい景色(ベスト8以上)を見に行きたい」

2021年5月20日 発表

サッカー日本代表のサポーティングカンパニー契約について記者会見を開催

全カテゴリのサッカー日本代表をサポーティングカンパニーとして応援

 TOYO TIREは5月20日、サッカー日本代表のサポーティングカンパニー契約をJFA(日本サッカー協会)と締結したと発表した。この契約により、サッカー日本代表をはじめ、サッカー日本女子代表(なでしこジャパン)、年代別日本代表、フットサル日本代表、ビーチサッカー日本代表、サッカーe 日本代表と全カテゴリのサッカー日本代表をサポーティングカンパニーとして応援していくことになる。同日、オンラインで記者会見を実施した。

 同社は2019年に「まだ、走ったことのない道へ。」というフロンティア精神を現したブランドステートメントに刷新。道なき道であっても勇気をもって果敢に走り、挑戦心と独創的な発想により、世の中に驚きと感動を提供する企業でありたいという意思を表明しており、ブランドロゴの表記に用いる青色は同社のコーポレートカラーであり、これまで青色に意味を見出したブランディングにも取り組んできた。2020年からは「青を灯せ」という挑戦する姿勢を促し、応援していくブランドメッセージを社内外に発信している。

 一方、JFAが策定した日本代表アイデンティティには、「日本の代表として戦う誇りを心に刻み、勝利を目指してひとつに団結する」「すべての関わりに対して感謝し、日本中の応援を力に変えて世界に挑み続ける」と明記されている。こうした精神がTOYO TIREの事業に取り組むうえであるべき姿としている理念に重なることから、代表チームユニフォームに象徴されるBLUEをコーポレートカラーとしている親和性も背景として、夢に向かって躍動するサッカー日本代表を企業として応援していく決意をしたという。

 会見にはJFA会長の田嶋幸三氏、TOYO TIRE 取締役 コーポレート統括部門管掌 笹森建彦氏が出席。各人のコメントは以下のとおり。

 なお、サッカー日本代表のFIFAワールドカップカタール2022 アジア2次予選のスケジュールについては、5月28日にミャンマー(千葉/フクダ電子アリーナ、19時20分キックオフ)と、6月7日にタジキスタン(大阪/パナソニックスタジアム吹田、19時30分キックオフ)と、6月15日にキルギス(大阪/パナソニックスタジアム吹田、19時25分キックオフ)と戦う予定。

田嶋会長「TOYO TIREさまと一緒になって新しい景色(ベスト8以上)を見に行きたい」

JFA(日本サッカー協会)会長の田嶋幸三氏

 TOYO TIREさまには、これまでもサッカー日本代表のアウェイゲームにおける看板の掲出や、Jリーグのパートナーとしてのサポートなど、長きにわたりサッカーを応援してくださっています。また、JFAの心のプロジェクトの支援企業として、子供たちの心身の健全な育成にもお力添えいただいています。

 1921年に創立しました日本サッカー協会は、本年で100周年を迎えております。その記念すべき年に日本を代表するタイヤメーカーであるTOYO TIREさまにサポーティングカンパニーとしてご支援いただくことは、日本サッカー協会の強化と発展を大きく後押しすることになると心強く思っております。また、TOYO TIREさまのコーポレートカラーが日本代表のブルーと共通していることや、夢に挑戦するというコンセプトも共通しています。そして『まだ、走ったことのない道へ。』というスローガン、私たち日本代表は2018年(のワールドカップで)にもう1つのところでベスト8に進出することができませんでした。私たちのスローガンは『新しい景色』です。これからまだ走ったことのない道へ、TOYO TIREさまと一緒になって新しい景色を見に行きたいと思います。

 そのためにしっかりと予選を勝ち抜いてカタールワールドカップに出場しなければなりません。先ほど申し上げたとおり、今年はJFA創立100周年記念の年でもあります。次の100年に向けた、新たなチャレンジをする飛躍の年だと考えています。来週からはいよいよワールドカップ2次予選、そしてなでしこジャパンの強化試合、U24代表のオリンピックに向けた強化試合が始まります。

 一方で、新型コロナウイルスは終息の兆しが見えず、閉塞感が漂っています。このような状況だからこそ、サムライブルーや各カテゴリーのサッカー代表がしっかりと戦い、全力で戦う姿を皆さんに見せることで世の中に笑顔と活気をもたらし、サポーターはもちろんですが国民の皆さんと一体となれる機会を提供できればと思っています。

 最後になりましたが、TOYO TIREさまには厚く御礼を申し上げるとともに、今後の皆さまのご期待に応えられるよう強く、魅力ある代表チームを作っていくことをお誓い申し上げます。本日はどうもありがとうございました。

笹森取締役「タイヤはサッカーという競技と高い親和性を持っている」

TOYO TIRE株式会社 取締役 コーポレート統括部門管掌 笹森建彦氏

 田嶋会長に今回のオンライン会見にご同席いただけると快諾いただきまして、先ほど非常に丁重なご挨拶をいただきました。その中でまさに100周年という重い節目のタイミングでサッカー日本代表の応援をさせていただくという機会を与えていただいた、その使命と役割の重みを改めて噛みしめて、心震える思いです。このような機会を与えていただいたこと、改めて御礼申し上げます。

 スポーツメディアの皆さまにはイタリア セリエAのACミランに本田圭佑選手が移籍したタイミングで当社がスポンサーになったこと、それから国内ではJリーグのガンバ大阪のプラチナパートナーを続けているということで当社のことをご認識いただいている方もいらっしゃるかと考えています。

 私たちは、TOYO TIRESというブランド名で多くの皆さまにご愛顧・ご支援いただいている日本のタイヤメーカーです。日本でも最近はスポーティなスタイルのSUV系の自動車が増えています。もともとピックアップトラックなど本格的なSUV車両ユーザーの多い本場であるアメリカで、いわゆるクロスオーバー車でオフロードを楽しまれる方々を中心に当社のゴツゴツとしたかなり大型のタイヤが大変なご支持とご愛顧をいただいております。当社は会社の規模としては決して大きくはありませんが、他社とは違う独自の技術に担保されたユニークで高性能・高品質なタイヤを作り、業界トップの営業利益率、それから存在感を発揮させていただいていると自負しています。

 当社は2019年にブランドステートメントを新たにしました。道なき道も勇気をもって果敢に走っていくというフロンティア精神、これを言葉にしています。また、ブランドロゴの表記に用いている青色は、長らく当社のコーポレートカラーであります。2020年からは「青を灯せ」というブランドメッセージを発信し続けております。このように当社はひときわ青に対して思い入れを持っている会社で、サッカー日本代表のユニフォームカラーが青色だったこともぜひサポーティングカンパニーになって応援したいという、今回の動機となるエピソードの1つだったと言えます。

 ボールさばきが必要で、長い距離を足を使って走ると、サッカーは足が非常に重要です。自動車を動かす上でもタイヤは地面に接地する重要な部品で、そういう意味で手前みそになりますがタイヤはサッカーという競技と高い親和性を持っているのではないかと考えています。

 そしてもう1点だけ付け加えますと、先ほど申し上げましたとおり当社はメガメーカーではございませんが、独創力を持って他のメーカーと伍して戦っていくという挑戦心を大切にする企業理念を持っています。先ほどの田嶋会長からの言葉からもございましたように、サッカー日本代表も挑戦するという姿勢がございますので、そういったところにも当社と相通ずるのではないかと強い共感を抱いている次第です。会社としてサッカー日本代表をサポートできる境遇に誇りを持ち、私たち自身も誠実なチャレンジを続けていきたいと考えています。

 男子A代表は世界の大舞台に向けた挑戦(2次予選、最終予選)が始まっていると認識しています。来週から始まる1つひとつの試合を通じて当社からは「青く、熱く、走れ」というキーメッセージを掲げ、サポーターの皆さんと一体となってサッカー日本代表を応援してまいりますので、皆さまよろしくお願いいたします。

会見後にはサポーティングカンパニー契約の調印式も実施
TOYO TIREからJFAに大型フラッグが、JFAからTOYO TIREにサッカー日本代表のユニフォームが贈られた
TOYO TIRES新TV-CM(60秒)