日野自動車、小型トラック「デュトロ」に1.5tクラスを新設定 都市内での取り回しやすさが特徴

グローバル展開を含めてラインアップの拡充を図る

　日野自動車は、小型トラック「デュトロ」に新たに積載量1.5tクラスを設定して8月2日に発売する。価格は354万3760円。

　今回新たに設定された1.5tクラスは、4ナンバーとしてフルサイズの積載力を備え、自家用ユーザーをはじめ幅広いニーズに応えるモデル。6速AT車の設定車型を充実させ、都市内配送・運搬を想定した取り回しやすさを特徴としている。

　安全面ではPCS（プリクラッシュセーフティ）や前進誤発進抑制機能など、2tクラス以上と同等の先進安全装備を標準搭載し、ドライバーの安全運転をサポート。また、コンパクトな2.8リッターディーゼルエンジンを搭載し、低燃費で経費節減にも貢献するとしている。また、全車「平成28年（ポスト・ポスト新長期）排出ガス規制」に適合し、5速MT車は「平成27年度燃費基準＋5％達成」と合わせ、エコカー減税の対象となっている。

　この1.5tクラスは、海外向けには「200シリーズ」として順次展開。それぞれの国や地域の用途に合わせて最適な商品を選べるよう、グローバルでのラインアップを拡充するとしている。