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カレコ、トヨタの新型FCEV「ミライ」を東京都のステーションに導入

2021年8月26日 導入

トヨタ自動車の新型「ミライ」をカーシェア車両に導入

 三井不動産リアルティが運営する会員制サービス「カレコ・カーシェアリングクラブ」は8月26日、トヨタ自動車の新型FCEV(燃料電池自動車)「MIRAI(ミライ)」をカーシェア車両として導入開始した。

 カレコの名称には「car+eco(economy・ecology)、経済的で環境にやさしい新しいクルマ利用」という想いが込められており、2009年のサービス開始以降、環境に配慮し、FCEV・EV・ハイブリッド車両を順次導入。2020年10月には従来型のミライを導入していた。今回、FCEVをはじめとする環境配慮型車種のさらなる拡充を目的として、車種ラインアップに追加。これにより、12車種のFCEV・EV・ハイブリッド車両を利用できるようになった。

 新型ミライの導入予定ステーションは「セルリアンタワー(地下3階駐車場)」「新宿サブナード(地下駐車場)」「六本木ティーキューブ駐車場(地下1階駐車場)」。車種クラスは「プレミアム」で、ベーシックプラン(月額980円)の場合、10分270円で利用できる。また、6時間パックが7600円、12時間パックが9000円、24時間パックが1万1000円、18時~翌日9時の最大15時間利用できる夜間パックが5100円となるほか、6時間を超える予約や利用時にかかる距離料金は18円/kmとなる。

 2020年にフルモデルチェンジした新型ミライは、従来型に採用されていた「ゼロエミッション」の先を行く、走れば走るほど空気をきれいにする「マイナスエミッション」がトヨタ車で初めて実現された車両。乗車定員が従来型の4名から5名に増えたほか、今回カレコに導入されるGグレードでは、システム全体の一新や水素タンクの容量アップにより、1回の水素充填による航続可能距離が従来型の約650kmから約850kmと約1.3倍に伸び、快適なロングドライブを可能にしている。

【訂正のご案内】9月1日に三井不動産リアルティより発表資料に関する訂正があったため、一部修正しております。