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丸紅、英バーティカル エアロスペースと業務提携 エアモビリティ実装化で東京駅と成田空港の移動を約14分に

2021年9月24日 発表

Vertical Aerospace製eVTOL飛行イメージ

 丸紅と丸紅エアロスペースは9月24日、電動垂直離着陸機「eVTOL(electric Vertical Take-Off and Landing)」の開発を進める英国バーティカル エアロスペース(Vertical Aerospace Group Ltd.)と業務提携契約を締結したと発表。同提携により、エアモビリティ分野における新規事業の創出を目的として、日本国内における市場調査や事業参画検討の推進を共同で実施するという。

 次世代の移動手段として空の移動を可能にするエアモビリティは、機体の開発や認証、運航に関わるルール作りが欧米を中心に急速に進められている。日本においても、政府が発表した「空の移動革命に向けたロードマップ」において、2023年以降に「エアモビリティ」によるヒトやモノの輸送の商業化が目標として掲げられている。

 バーティカル エアロスペースでは、英国政府からの支援を受け、欧州航空認証機関との連携や世界トップ企業との業務提携により、eVTOLの開発を進めている。現在、開発を進めているeVTOL機「VA-X4」(量産型機)の型式については2024年に欧州航空安全機関(EASA)より承認取得予定で、スペックは、5名乗り(パイロット1名含む)で、航続距離は100マイル(約161km)超、最高速は202mph(約325km/h)と公表されており、東京駅と成田空港を約14分で移動する性能を有するとともに、将来的に遠隔・自律飛行への移行を目指すという。

 丸紅では、航空業界におけるネットワークや多角的な事業活動を通じて培ったノウハウを活用し、運航に必要なエコシステム形成など日本でのエアモビリティの実装に向けた取り組みをバーティカル エアロスペースと連携して推進していくとし、同提携において、日本国内における市場調査、機体認証に関する課題調査、関係省庁との連携、運航サービスの実現に必要となる離発着ポート等インフラ構築に関する調査、関係各社との連携、社会受容性の向上・醸成に寄与する取り組みなどが行なわれる。

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