三菱ふそう、大型路線バス「エアロスター」一部改良 前扉の安全性を強化

前扉にも「開扉発車防止装置」を追加設定

　三菱ふそうトラック・バスは9月30日、大型路線バス「エアロスター」に改良を施し発売した。価格は3069万4000円

　改良されたエアロスターは、乗降口扉が開いている間の発進を防止する、開扉発車防止装置「アクセルインターロック」を前扉に新たに設定。すでに現行車で搭載済みの中扉にくわえて前扉にも新たに搭載することで、乗客の乗降時の安全性を強化した。

エアロスター（撮影用特別仕様車）

　なお、今回新規搭載する前扉のアクセルインターロックは、ノンステップ車に標準設定となる。

　また、新しくなったエアロスターは、後写鏡（間接視界）に関する法規も対応し、室外ミラーの取り付け位置を法規基準に適合させた。

　三菱ふそうトラック・バスは、日々の交通手段として利用される大型路線バスで求められる高い利便性と安全性、そしてあらゆる人が快適に移動できる配慮に対応して、エアロスターはこれからも進化を続けるとしている。