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横浜ゴム、スタッドレスタイヤ「iceGUARD 7」が2021年度グッドデザイン賞を受賞

2021年10月20日 発表

iceGUARD 7

 横浜ゴムは10月20日、乗用車用スタッドレスタイヤ「iceGUARD 7(アイスガード・セブン)」が2021年度グッドデザイン賞を受賞したと発表した。

 iceGUARD 7は「YOKOHAMAスタッドレスタイヤ」の第7世代の新商品で、「アイスガード」が一貫して追求してきた「氷に効く=氷上性能」を向上させたほか、「雪に効く=雪上性能」もレベルアップさせたスタッドレスタイヤで、従来品で定評のあった「永く効く=性能持続性」も兼ね備えている。両立が難しい氷上性能と雪上性能をバランスさせるとともに、スタッドレスタイヤの課題であった性能持続性も併せ持った点が評価されたとのこと。

 審査員からのコメントとして「同社の乗用車用スタッドレスタイヤiceGUARDは、路面凍結による氷対策を重要視してきたが、4年ぶりのこの新製品は、氷対策と相反する作用が必要な雪対策にも新境地を開いたものである。具体的には、接地面積が重要な氷対策を重視しながら、溝とサイプのエッジ量で雪に効かすことを達成している。また、耐久性が課題であったスタッドレスタイヤのゴムの硬化を抑え、摩耗時のサイプの太さを変えることで『永く効く』性能も兼ね備えた」と評価されている。

 タイヤ商品では2016年から6年連続でグッドデザイン賞を受賞しており、「ADVAN」は2商品、「GEOLANDAR」は6商品、ウィンタータイヤは今回の「iceGUARD 7」を加えて2商品が受賞するなど、高付加価値商品はこれまでも高い評価を得ているとしている。