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【2020年~2021年】最新ホイールカタログ:SUV向けホイール編
2021年8月17日 05:00
2020年~2021年に登場したSUV向け最新ホイールを一気に紹介
街乗りからアウトドアまで幅広い使い勝手で人気の高いSUV。ゴツゴツとしたホイールで力強さを加えたり、細身なスポークホイールでスマートさを表現したり、車高を下げてスポーティなホイールでレーシングな雰囲気を醸し出したりと、履かせるホイールでイメージをガラリと変えられるのもSUVの楽しみ方のひとつ。
そこで2020年~2021年に登場した最新ホイールの中でも、いろいろなメーカーのSUV向け、SUVに似合うホイールをまとめて紹介する。これから発売する新製品もあるので、ぜひホイール交換の参考にしていただきたい。
レイズ
VOLK RACING G025(ボルクレーシング ジーゼロニーゴ)
VOLK RACINGならではのディティールと、Gシリーズならではのエモーショナルなカタチを実現。あえて応力の集中するスポーク中心に置く大胆さ。さらにウェイトレスホールをボルトホール横、スポーク付け根と2か所に配置。特徴的なセンター部に開けられたウェイトレスホールはTE037から始まった「ゼロシリーズ」の証拠。19インチではリバースリムが定番となっているが、G025はより大きなブレーキシステムに対応できるノーマルリムを採用。VOLK RACINGで初めて商品名をマシニングで刻みこんでいる。
製品ページ(VOLK RACING G025)
https://www.rayswheels.co.jp/products/wheel.php?lang=ja&wheel=G025
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gramLIGHTS 57FXM(グラムライツ ゴーナナエフエックスエム)
シャープなスポークやスポーク交点のホールなどのデザインは「57FXZ」の流れを汲みながら、フランジ部分にもデザインを施すことでより立体的に、さらにスポーク間に切り欠きを設けることで足長感を表現。また、シャープなスポーク天面ながら立体的かつボリューム感のあるデザインに仕立てている。さらに、マットグラファイトのカラーリングを組み合わせることでエッジを際立たせ、こだわりの造形美をさらに引き立てた。
製品ページ(gramLIGHTS 57FXM)
https://www.rayswheels.co.jp/products/wheel.php?lang=ja&wheel=57FXM
VERSUS VS250LC(ベルサス ブイシーニーゴ―ゼロエルシー)
外周視点とフェイスデザインの融合というまったく新しいリムフランジ意匠RALC(RAYS AROUND LIP CONCEPT)を採用。また、特許切削技術「Advanced Machining Technology-A.M.T.」でさらに外周視点を強調。2×5スポークのバランスでスポーティな雰囲気を保ちつつボディマスの大きなクルマでも貧弱な印象を与えないようにデザインし、さらにスポーク付け根にもスリットを入れることによりロングスポーク感も兼ね備えている。
HOMURA 2×7FT(ホムラ ツーバイセブンエフティ―)
時代の流れと共に大型化するプレミアムカーのボディマスやタイヤ外径が大きくなるSUVへ新たなアプローチをするために「より大きく、より長く」をテーマに新造形されたHOMURA 2×7FT。計算された縦横比により導き出された開口部は、ワイドにするのではなくスポークサイドの意匠と合わせることで、よりスマートなシルエットを作り出し、クロススポークのストレート部はY字部と異なるボリュームから生まれるコントラストを強調することでたくましさを具現化。新造形のフラットテーパー断面を採用し、より大きく伸びやかな表現とエレガントな佇まいを実現した。
TEAM DAYTONA BB06S(チームデイトナ ブロックバスターゼロロクエス)
アーバンとワイルドが交錯するBBシリーズ。今までのオフ・テイストを前面に押し出したモデルと一線を画し、最旬トレンドの「外周部視点」をキーワードに、リムフランジ部でブランドが継承する別体パーツ感をハイブリッドマシニングで表現。スポーク間に配置されたブロックマシニング、最旬トレンドの外周部視点効果で、他を圧倒する存在感を放つ。2×6で構成されたスポーク形状は、スポーク天面とサイドのリブの角度をあえて変えることで視覚的コンケイブ感にも貢献。リムのRAYSの文字表面には特殊加工「ステッピングマシニング」による凹凸をつけることでクリスタルのような輝きを実現した。
製品ページ(TEAM DAYTONA BB06S)
https://www.rayswheels.co.jp/products/wheel.php?lang=ja&wheel=BB06S
ブリヂストン
BALMINUM Premium DS-P(バルミナ プレミアム ディ―エスピー)
コンパクト~ミドルサイズSUVをターゲットに、力強さと美しさと高級感を演出するBALMINUM Premium DS-P。SUVにマッチする力強い2×5本スポークは、鏡面切削されたミラーカットならではの輝きと、スポーク底部に施された艶やかなレッドクリア/ブルークリアの対比が奥行きのある表情を与え、精緻なサイドマシニングが力強い立体感をアピールしつつプレミアム感を漂わせる。
SUVENCER AW5s(サヴェンサー エーダブリューゴーエス)
シーンを選ばず存在感を放つミニバンやSUVを、さらに独創的に輝かせるSUVENCER AW5s。大小の5本スポークが特異な配置で隣接し、台形に見立てたリムエンド形状とセンターに向かう滑らかな曲線美が輝きに強弱と深みを持たせ、重厚感と立体感のあるフェイスデザインを実現。リムエンド内側の駄肉を削ぎ落とすアンダーカット加工により、メリハリのある形状で見た目の爽快感と大口径感を演出している。シルバーカラーには上品な光沢感を狙い特殊塗料を使用。
横浜ゴム
ADVAN RACING GT -Premium Version-(アドバン レーシング ジーティー プレミアム バージョン)
日産「GT-R(R35)」のサーキットアタック用20インチスペシャルバージョンとして誕生したADVAN Racing GT Premium Versionが、18~21インチまで拡張され、より幅広い車種に装着可能となった。スポークのADVAN Racing GTロゴ部分を3次元加工機により彫り文字加工。ロゴもステッカー仕様とは異なる専用デザインとし、ひと目でプレミアムバージョンと分かる仕上がり。専用カラー&マシニング文字加工のスペシャルバージョンとなる。
製品ページ(ADVAN RACING GT -Premium Version-)
http://www.yokohamawheel.jp/brand/advan_gt/index_jpn_pre.html
ADVAN RACING R6(アドバン レーシング アールシックス)
「RG-D2」がデザインルーツの「R6」は、6本スポークの細身をキープしながらロングスポーク化を実現。コンケイブ形状でスポークをステップリムの内側から立ち上げることで独特の湾曲したラインを描いた。スポークの側面には、スポークの股部分も途切れずにつながる“アドバンスドサイドカット”が施され、軽量化だけでなく、湾曲形状を強調する効果を発揮。最大の特徴であるステップ部分を持つディープリム形状も、大口径ホイールの迫力を向上させている。また、R6のロゴはGTプレミアムバージョンと同じ3次元加工機による彫り文字仕様となる。
ダンロップ
WILD CRUISING WA-α(ワイルドクルージング・ダブリューエーアルファ)
2021年9月発売。引き締まったセンターパッケージ、落とし込んだリム接続部、外周を飾るストリートロックなど、細部まで四駆らしさにこだわった上級モデル。通常の2倍以上の塩水噴霧試験をクリアした塩害対策仕様で、塩害による錆の発生を抑え、海岸地域や降雪地区でも安心して装着できる。また、ホイール取り付け面やセンターキャップの一部を、水が抜けやすい形状に設計することで錆びにくい構造としている。
WILD CRUISING KC-α(ワイルドクルージング・ケーシーアルファ)
シティ派SUVの足下に、オフロードのテイストを。コンパクトSUVから軽カーSUVまで幅広く適合。国内自動車メーカー純正設定の「TPMS(Tire Pressure Monitoring System/タイヤ空気圧監視システム)」が取り付けられるバルブ孔加工を施してある。サビに強い塩害対策、水抜き対策も施されている。
WILD CRUISING KC-X(ワイルドクルージング・ケーシークロス)
深く・力強い陰影が際立つ、渋めのダークガンメタリック塗装。硬派なオフロード・テイストの本格派。5穴タイプと6穴タイプをラインアップする。また、サビに強い塩害対策、水抜き対策も施されている。
BBS
RE-X(アールイー エックス)
力強さと美しさを兼ね備えた、新時代のSUVにふさわしいモダンなスタイル。四角形で構成されたディスク面にさりげなくY字をしのばせ、どこか余裕さえ感じられる先進のデザインを採用した。
エンケイ
PDT1 LIMITED EDITION(ピーディーティーワン リミテッドエディション)
高次元のサバイバビリティを要求されるダカールラリー市販部門において、幾度となく信頼、実績、そして改良を積み重ねてきた競技専用ホイール:PDM1のテクノロジを余すことなく反映。徹底的に虚飾を排したシンプルで質実剛健な8本スポークデザインは、充分な強度を持ちながら開口部面積も大きく確保し、石や泥、砂等の排出性を高めている。センターパートにおけるナットホール周りには、強度を損ねない軽量化を施し、バネ下はもちろん車両総重量の軽減にも貢献。LIMITED EDITIONには、エンケイ70周年を記念した文字加工が施される。また、ENKEIロゴステッカーは別売となっている。
OZレーシング
Rally Racing(ラリー レーシング)
伝説のレプリカホイールが復活。1988年WRCデビュー以来、究極のグラベルホイールとしてレースに君臨し続けていたラリーレーシング。跳ね石や土埃からブレーキを守るための革新的なデザインは、世界中のモーターファンを魅了。レース生まれの性能、タフな個性が再び公道で履けるようになった。
Rally Raid(ラリー レイド)
砂漠や泥濘地、山岳を約2週間かけて大陸走破する世界一過酷なラリーレイド「ダカールラリー」。このレースへの挑戦で培った技術を継承するヘビーデューティーモデル。あらゆる道で頑固なパフォーマンスを実現し、16本の強靭なマルチスポーク、ラフロードの激しい衝撃にも耐えるインナーリム強化アウターリップ。道を選ばない圧倒的なパワーに加え、重厚感の際立つタフな個性のSUV&オフロードホイール。
SPARCO DAKAR(スパルコ ダカール)
海外の4×4やピックアップの世界にインスパイアされた技術的内容は、OZが長年にわたって世界中のレイドに参加してきたことで培われたもので、スパルコダカールは筋肉質でありながら軽量で、美しいリベットが施され、オフロードカーの外観をよりアグレッシブなものに変えるホイール。5穴と6穴の設定があり、カラーはマットブラック・フルポリッシュ仕上げ+リベットのみ。16インチはジムニー/ジムニー シエラ専用となる。
製品ページ(DAKAR)
ウェッズスポーツ
MAVERICK 1307M(マーベリック 1307M)
7交点のメッシュはスポークエンドに高さを持たせ、センターへ向けて緩やかな傾斜を作ることで、交点部から急激に傾斜を強くした二段階傾斜とし、さらにセンター部にも段差を入れることで立体的かつダイナミックなデザインを実現。メッシュスポーク部も外側へ向け限界まで細くしつつ、メッシュスポーク自体に厚みがあり華奢なイメージを払拭し、スタイリッシュかつ、力強い雰囲気を両立。カラーに新色のメタリックブロンズを採用した。
F ZERO FZ-4(エフゼロ エフゼットフォー)
2021年7月発売。15本スポークを等間隔に配置し、3×5に見えるデザインを採用。3本の内の1本のスポークをCAPギリギリまで伸ばし、スポーク長を演出し、他の2本スポークの側面部に細いスリットを設け、ビレット鍛造感を強調。鍛造削り出し製法を採用したことによりデザインの自由度が増し、複雑なデザインを実現した。
Kranze Zildawn(クレンツェ ジルドーン)
センターから光を放ち、拡散し、リム周辺でさらに大きく波及していく動きを表現したデザインを採用。ウェッズのトップブランド「クレンツェ」の代名詞ともなった“三次元デザイン”を巧みに採用しつつ複数の曲線と曲面が類をみないデザインを構成。デザイン外周には曲面の組み合わせによるトライアングルテイストを入れ、繋がりや輪の感じを取り入れた。前に出る部分とそれを支える部分、シャープさと柔らかさなど、対照的なパーツを組み合わせてできた、安心感のあるシンメトリーデザインが特徴。
マルカサービス
RMP 028F
オーセンティックな2×8クロススポークスタイルを、最新テクノロジーと最新の感性で再構築。フランジ手前で段差をつけた特徴的なスポークの流れは、剛性を得るために必要なリムとの接合体積を確保しながら、不要な肉を削ぎ落とすことで生まれた軽量のためのディテール。応力のかかるY字交点部のストレスを軽減するべく、隣接するスポークの外軸間をパラレルとし、根元をUラインで構成した意匠もポイント。
製品ページ(RMP 028F)
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RMP 820F
820Fは2×8のクロススポークを基本レイアウトとし、リム有りでもスポークが短く見えないようにリムの存在感とスポークのスタイリッシュなシルエットにより「028F」のスポーツテイストを継承しながらも、プレミアム感を表現。スポーク先端に勾配を付けることで奥行だけでなく、スポークとリムの強固さと確固たる安心感も同時に表現。勾配を付けた部分を極力短くすることで、デザインのバランスを崩さす、飽きのこない造形に仕上げている。スポークサイド上面は勾配を寝かせることで光を受けるように角度を切り替え、下面は勾配をほぼ垂直に立てて影を創ることで奥行を立体感を両立。天面を細くシャープに魅せるRMP独自のデザインとなっている。
製品ページ(RMP 820F)
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ワーク
GNOSIS GSR1(グノーシス・ジーエスアール1)
シャープでストレートを基調としたデザインとコンケイブの融合。スポークエンドにはアンダーカットを施し、軽快感とリムに写り込むデザイン性を付与し、22インチフルリバースサイズは大型SUV(輸入車含む)を対象にラインアップする。標準のバフアルマイトリムのほかに、ブロンズアルマイトリム、ブラックアルマイトリムも設定されている。