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【2020年~2021年】最新ホイールカタログ:スポーツホイール編
2021年7月13日 10:31
2020年~2021年発売の新作スポーツホイール23本を紹介
愛車のエクステリアに個性を与えてくれるホイール。特にサイズアップやカラーチェンジをすれば印象がガラリと変わるし、軽量なスポーツタイプは走行性能の向上も期待できる。また、高剛性な鍛造タイプやデザインの自由度が高い鋳造タイプ、軽量な1ピースやサイズバリエーションが豊富な2ピースなど、製造方法や構造もしっかり理解して、愛車に合ったホイールを選んでほしい。
今回は2020年~2021年に登場した最新のスポーツタイプのホイールをまとめて紹介。中にはこれから発売するモデルもあるのでじっくり吟味していただきたい。
レイズ
VOLK RACING TE37SAGA S-plus(ボルクレーシング ティーイーサンナナサーガ エスプラス)
S-plusはスポーツプラスの意味で、既存のTE37SAGAをスーパー耐久レースでの使用を前提としたホイールへと昇華させ、多くの幅広い車両へのフィットを考え設計開発されたモデル。TE37SAGAの強度と剛性をアップデートしたS-Plus。さらに、2021年7月9日に17インチが追加され対象車種が拡充された。
製品ページ(VOLK RACING TE37SAGA S-plus)
https://www.rayswheels.co.jp/products/wheel.php?lang=ja&wheel=TE37SAGA_S-plus
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VOLK RACING TE37SAGA SL(ボルクレーシング ティーイーサンナナサーガ エスエル)
TE37 SLの後継となるTE37SAGA SL。最新技術でよりコンケイブ(ディスク面の凹み)を強調。SLの定義である「オリジナルホイールより軽い」「TE37レーシングコンケイブ」「SLの特徴である軽量化の跡が分かるダイヤモンドカットにブラッククリア仕上げ」を持たせた。また、タイヤのズレを抑えるローレット加工をビートシート部に施している。2021年秋発売予定。
製品ページ(VOLK RACING TE37SAGA SL)
https://www.rayswheels.co.jp/products/wheel.php?lang=ja&wheel=TE37SAGA_SL
VOLK RACING NE24(ボルクレーシング エヌイーニーヨン)
VOLK RACING7年ぶりとなる新シリーズ。グループNの「N」とエボリューションの「E」からきた名称で、スリムに描いた2×4スポークレイアウトに、開口部を大きく取った華奢にも見えるシルエットながら、センター締結部とリム結合部には十分な体積を確保。最新の剛性理論に基づいた屈強かつ斬新なビジュアルを創り出しながら、応力を分散させる8スポークモデル。
製品ページ(VOLK RACING NE24)
https://www.rayswheels.co.jp/products/wheel.php?lang=ja&wheel=NE24
VOLK RACING 21C(ボルクレーシング ニーイチシー)
スポークにディンプル形状の窪みを設けたデザインは、ボルクレーシングGr.Cから受け継がれてきた伝統の形。当時のデザインを現代の技術で鍛造1ピースモデルへ落とし込んだノスタルジィでもあり最新でもある深リムスポーツモデル。21世紀の新たな「C」として誕生した「21C」。1980年代~の名車たちに向けた懐かしくも新しい鍛造1ピースモデル。
VERSUS VT125S(ベルサス ブイティーイチニーゴエス)
伝統のヨーロピアンシリーズをリバイバル。スポーク先端とリムの締結部にレーシングホイール同様の設計を施すなど、スポーツホイールに引けをとらない性能が与えられ、往年のTURISMOのイメージを継承するレタリングワークにも最新技術を投入。リムに最新のマシニング技術&カラーリング技術で、TURISMOの文字を復刻させたベルサススポーツシリーズ。
gramLIGHTS 57XR(グラムライツ ゴーナナエックスアール)
細身の2x6スポークタイプの57XRは、センターパートから放射状にのびるスポークはフランジ部分で完結せずそのまま突き抜けるようなデザインとし、フランジの内側にリブを設け、視覚的にスポークの脚長感を演出するだけでなく、ドリフトで起こりえるフランジ部の剥離を起こりにくくする効果も付与。「57DR」「57CR」に続く第3のRシリーズ。
製品ページ(gramLIGHTS 57XR)
https://www.rayswheels.co.jp/products/wheel.php?lang=ja&wheel=57XR
ブリヂストン
POTENZA RW007(ポテンザ アールダブリュー007)
プロドライバーによるサーキットテストで、ラップタイムとフィーリングを繰り返し確認・分析。ホイールデザインは、高強度と軽さを確保するため徹底的に構造解析し、さまざまな方向からの応力を効率よく分散するメッシュデザインを採用。タイヤのグリップ力を最大限発揮させる高い剛性とグリップ変化を穏やかにし、安定した接地性を保つ剛性と靭性を両立させたモデル。
POTENZA SW010(ポテンザ エスダブリュー010)
「リムスピニング製法」で作られた軽量&高剛性ホイール。スポークは細身の10本でバランスよくデザイン。スポーク先端をリムフランジまで伸ばし切ったことで、実際よりも大きく見せられるのが特徴で、デザイン面と性能面を高次元でバランスさせたスポーティ&ストリートアルミホイール。
横浜ゴム
ADVAN RACING GT BEYOND(アドバン レーシング ジーティー ビヨンド)
A6061アルミ合金を使った金型鍛造製法を採用し、最高峰のホイール性能を実現。リム形状はビッグキャリパーに対応したバレルリム形状を採用。スポーク側面の先端部分と股部分のみにサイドカットを施し、軽量性と強度バランスをコントロールするのと同時に、BEYONDとひと目で分かるアピアランスを獲得。2020年の19インチ登場に続いて、2021年に20インチと18インチを追加する。
ADVAN RACING RG-4(アドバン レーシング アールジーフォー)
ADVAN Racingの原点「RG」の第4世代モデル。細身の6本スポークにアグレッシブなデザインを融合。スポーク幅は先代RGIIIよりわずかに幅広デザインしたことにより、一層の存在感を際立たせた。また、各スポーク側面はサイドカット加工を施し、スポーク間の股部分も連続的につながる“アドバンスド・サイドカット”を採用している。
BBS
RE-V7(アールイー ブイセブン)
国内最高峰レースであるSUPER GTの舞台で、トップチームに採用される技術をフィードバックした力強い7本クロススポークデザイン。目にした瞬間にBBSと分かる伝統のクロススポークが生み出すフォルムは、機能美をさらに昇華させている。ラウンドタイプおよび一部フラットタイプもあり。
製品ページ(RE-V7)
エンケイ
GTC02(ジーティーシーゼロツー)
圧倒的な信頼と実績を持つSUPER GT用ホイール「RAシリーズ」のデザインと設計思想を落とし込み、ストリートユースに最適化した高性能ホイール。製品特徴の1つであるスポーク根元に並列配置された3次元曲面による特徴的なくぼみは、ホイールから贅肉をそぎ落とすとともに表面積を拡大、グラム単位の軽量化とあわせてホイールの放熱性向上に寄与している。
製品ページ(GTC02)
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PerformanceLine PF09(パフォーマンスライン ピーエフゼロナイン)
エンケイが誇る設計技術を織り込んだ9本スポークデザインを採用し、スポーツホイールにふさわしいアグレッシブなフロントビューを形成。そのデザインを構成する各々のスポークはCAE解析を駆使して導かれたジオメトリーによって贅肉を流麗に削ぎ落し、充分な強度と剛性を確保しながらグラム単位にまでこだわった軽量化を突き詰めている。
製品ページ(PerformanceLine PF09)
https://www.enkei.co.jp/product/wheels/PerformanceLine/PF09/
OZレーシング
Superturismo Aero(スーパーツーリズモ・アエロ)
F1で研ぎ澄まされたエアロダイナミクステクノロジー「アエロフラップ・システム」を融合したピュアスポーツモデル。公道用市販ホイールとして世界初となる風洞実験で開発されたアエロフラップは、高次元のエアフローコントロールを実現し、回転により生じる乱気流を抑え理想の整流効果を発揮。そして優れたエアインサート技術でブレーキング時に発生する高熱を強力に放散。さらに軽量化のためにアルミボディと樹脂マテリアルパーツを一体化している。
ワーク
WORK EMOTION CR3P(ワーク エモーション シーアールスリーピー)
アッパーなラグジュアリースポーツをメインターゲットに置くエモーションシリーズのフラグシップとなる3Pホイール。3P構造でありながらも多彩なディスクバリエーションにより、サイズを細やかに設定。スポークのストレート断面構造によるコンケイブラインが美しく、3Pならではのリムアレンジなどファッション性や個性を重視したモデルとなっている。
WORK EMOTION T5R2P(ワーク エモーション ティーファイブアールツーピー)
剛性と軽量化を最適化し、導き出された5スポーク×2ピースホイール。1mm単位のインセット設定が可能にする装着サイズバリエーションの豊富さ、滑らかなコンケイブラインが特徴的なデザインは、多様なカラーバリエーションによって個性的な演出を可能にしている。
WORK EMOTION ZR10(ワーク エモーション ズィーアールテン)
エモーション誕生20周年に生まれたアニバーサリーモデル。シリーズ最軽量(一部同重量もあり)を誇るSUPER GTで培ったテクノロジーを投入したスポーツホイール。サイズ&カスタムバリエーションも多く、さまざまな車両にマッチングし、個性豊かなカスタムが楽しめるホイールとなっている。
ウェッズスポーツ
SA-99R(エスエーキューキューアール)
SAはストリート アドバンテージの略。ストリート向けにデザインと軽量化を融合したSA-99Rは、リーズナブルな価格設定と豊富なサイズラインナップが特徴で、スポーツ系、セダン、軽カーまで幅広い車種をカバー。9本フィンスポークタイプデザインを採用し、細身のスポークサイドから股部にかけてサイドカット調の形状とし軽量化およびスポーク剛性を両立。さらにセンター部を限りなく低くし、リム幅の狭いサイズも立体感が出るようなデザインを採用した。
TC105X FORGED(ティーシー イチマルゴエックス フォージド)
既存の鋳造製「TC105X」をデザインベースとした鍛造ホイール。鍛造製法を採用することにより、軽量化および剛性を追究。TCシリーズは“Tough Connection”の略で、レースフィールドの厳しい条件下において、軽量化&剛性およびデザインを融合。サーキット走行を含めたスポーツホイールとしての性能を追求。リムドロップ側面部にAIR+加工を追加し、エアボリューム増大による内圧の安定化を図っている。
RACING(レーシング)
30年以上の時を経て、デザインを忠実に再現しつつ、現代のホイール製造技術を融合して復刻。デザインは復刻ということもあってほぼ当時と同じ。大きな特徴であるディスク側面の丸孔がポイントとなり、軽量化ならびに放熱性能をもたせた懐かしいデザインに仕上げている。カラーも当時人気のあったホワイトを採用。今の時代にない“味”を感じられるモデル。
マルカサービス
RMP-Racing GR12(アールエムピー レーシング ジーアールイチニー)
オフロードをイメージしたスポーツデザイン。レッドストロボカラーが強烈な印象を与えるだけでなく、ワイドで厚みのあるフランジをラリーホイールのような軽量化のためにディンプル状に落とし込まれ、さらにアイキャッチとなる「RMP Racing」のアイコンカラーで装飾。リムとの接合部にトラぺゾイド(台形)デザインを採用してより強度アップを実現。ディープセンターサークルとなめらかにアールでつながる12本のスポークと相まって「オフスポーツ」という新しいスタイルを生み出した。
製品ページ(RMP-Racing GR12)
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RMP-Racing R25(アールエムピー レーシング アールニーゴー)
RMP RacingのファーストモデルとなるR25。ナットホールに対して最適なスポークを用いて応力分散に優れたデザインを実現。ハイエンドデザインを引用したレーシングクロススポークモデル。ブラック/リムレッドラインのみ9.5Jが設定され、Racingコンケイブを持たせている。2021年春、新たなカラーとしてクラシカルブロンズが追加された。
RMP-Racing R60(アールエムピー レーシング アールロクマル)
スポーク上に軽量化ホールが開けられたスポーツ6スポークモデル。スプーンですくい取ったかのような形状のR面構成のスリットへ続き、王道6本スポークに軽量感を付与。またリムフランジにはポリッシュ加工ラインとRMP Racingのアイデンティティであるレッドラインのデュアルフランジリップとして、よりスポーツ感を高めている。