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マツダ、NDロードスター史上もっとも軽い特別仕様車「990S」をサプライズ展示

2021年10月24日 展示

ロードスターに追加される新グレード「990S」

軽快でありながら乗りやすさも追及した日本専用モデル

 マツダは10月24日、小型オープンスポーツカー「ロードスター」のオーナーやファンが集まる「軽井沢ミーティング」にて、現行ロードスター(ND型)史上もっとも軽量となる特別仕様車「990S」をサプライズ展示した。

 ロードスターは、1989年に初代(NA型)がデビューして以来、4代にわたって、2人乗り小型オープンスポーツカーとして110万台以上を販売。ユーザーの期待を超える感動とクルマを楽しむ文化の発展のために進化してきたモデル。

 今回「もっと軽快に運転を楽しめて乗りやすい」というロードスターのコンセプトを突き詰めた1台として、「軽快感」と「開放感」を追求したベーシックモデルである「S」グレードをベースに、990Sを特別仕様としつつグレードに新たに追加。バネ下重量の軽減やセッティングを煮詰め、さらなる軽快さと人馬一体の走りを具現化させたという。

 具体的には、純正ホイールよりも1本あたり約800g軽いというレイズ製アルミホイールを装着。さらにフロントには、Sグレードには設定のないブレンボ製のキャリパーとローターを標準装備しており、キャリパーに使われる文字は特注色の青色を採用している。また、990S専用の挿し色として紺色のソフトトップ、エアコンベゼル、フロアマットを装備した。

フロントはブレンボ製キャリパーとローターが標準装備される
レイズ製アルミホイールを前後に装着(写真はフロント)
タイヤサイズは前後ともSと同じ195/50R16(写真はリア)

 さらにバネ下重量を軽減したことに合わせて、サスペンションもリセッティングが施され、パワステも最適化を実施。加えて、荷重が約0.3G以上かかるとリアブレーキに介入して車体を沈み込ませるように制御するチューニングも行なっているとのことで、コーナーの切り替えしなどでも車体がふらつくことなく“スッ”と向きを変えられ、この制御はサーキットなどではなく一般道でも体感できるレベルだという。また、アクセル(スロットル)レスポンスをよくするチューニングも行なわれている。

エアコン吹き出し口のベゼルにもブルーの挿し色が入る
ロゴ入りフロアマットは今回新規で制作したが通常の販売も予定されている

 この990S、車検証上には車両重量990kgと表記されるのでSグレードと同じ値になっているが、これは日本の車検証が10kg単位での表記となっているためで、「実質この990SのほうがSよりも軽いです」と現場のマツダのスタッフが教えてくれた。

 また、990Sは日本のみの設定となることもあり、このロードスターオーナーの集まる軽井沢ミーティングを公開の場に選んだという。発売は年末から年明けを予定しているとのことで、価格を含めて近日正式発表するという。特別仕様ではあるが「できる限り多くの人に乗ってほしい」との想いから、数は限定することなく販売する予定という。

仕様諸元(展示用)