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ロータス、「エリーゼ」「エキシージ」「エヴォーラ」を生産終了

2021年12月22日(現地時間) 発表

 ロータスは12月22日(現地時間)、英国ヘセル工場において「エリーゼ」「エキシージ」「エヴォーラ」の生産を終了。設計、エンジニアリング、組み立て、販売に貢献したロータスチームが集まって記念撮影した写真を公開した。

「エリーゼ」「エキシージ」「エヴォーラ」3モデルの生産台数は、エリーゼの3万5124台、エキシージの1万497台、エヴォーラの6117台と、英国ヘセル工場において26年間で計5万1738台が生産された。これら3モデルの生産台数は、ロータス73年の歴史の中で総生産量のほぼ半分を占めるという。

エヴォーラ
エリーゼ
エキシージ

 さらに、エリーゼやエキシージと共通するロータスの「小型車プラットフォーム」を用いた、GM傘下時代のオペル「スピードスター」/ボクスホール「VX220」(2000年~2005年製造の7200台)とテスラ「ロードスター」(2007年~2012年製造の2515台)の9715台も生産されている。

 ロータスの「小型車プラットフォーム」を用いた、エリーゼやエキシージ、それにオペル「スピードスター」/ボクスホール「VX220」、テスラ「ロードスター」などを合計した生産台数では5万6618台になる。

 今後、これまで3モデルを生産してきた現在の組立ラインは、新型モデル「エミーラ」を生産する最先端の設備に置き換えられる。エミーラの生産は、現在進行中のプロトタイプのテストが完了した後、2022年春に開始、年間最大5000台の生産を計画している。