プジョー、1.5リッターディーゼル「2008 GT BlueHDi」を追加 2008全車でトグルタイプのATセレクターに仕様変更

2008 GT Pack BlueHDi

　プジョー（Stellantisジャパン）は3月2日、コンパクトSUV「2008」に1.5リッターターボディーゼル仕様「2008 GT BlueHDi」と、そのデビューエディション「2008 GT Pack BlueHDi」を発売した。価格は、2008 GT BlueHDiが390万円、2008 GT Pack BlueHDiが421万5000円。

　これにより、2008のモデルラインアップは、直列3気筒 1.2リッターターボガソリンモデルの「Allure」「GT」に加えて、「2008 GT BlueHDi」「2008 GT Pack BlueHDi」が用意される。

　2008に追加される「2008 GT BlueHDi」は、直列4気筒 1.5リッターターボディーゼルのDV5型エンジンを搭載。DV5エンジンは、2009年ル・マン24時間を制覇したプジョー「908 HDi FAP」の設計を反映させた燃焼室形状、フリクション軽減のための各部DLC（ダイヤモンドライクコーティング）処理、2000バールの新インジェクション、新排気浄化システムSCRFなどの技術が採用された最新エンジン。

　DV5型エンジンは、最高出力130PS、最大トルク300Nmを発生し、自然吸気3.0リッターガソリンエンジンに匹敵するトルクや軽快な吹け上がりとレスポンスを持ちながら、WLTCモード燃費で20.8km/Lを実現する。

2008 GT Pack BlueHDi

　特別仕様車「2008 GT Pack BlueHDi」は、DV5エンジン仕様のデビューエディションとして2008初のナッパレザーシート（ブラック）と運転席電動シート & アクティブランバーサポートを装備し、パノラミックサンルーフを標準化した。

　なお、今回の新仕様の投入にあわせて、ディーゼルモデルとガソリンモデルの全車において、オートマチックセレクターを指先だけで操作できるトグルタイプのものに仕様変更された。