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フィアット初のバッテリEV「500e」、販売方法はカーリース「FIAT ECO PLAN」「パケットFIAT」の2種類

2022年4月5日 発表

新サブスクリプション型カーリース「FIAT ECO PLAN」を開始

 Stellantisジャパンは、6月25日に発売するフィアット初のBEV(バッテリ電気自動車)「500e(チンクエチェント・イー)」について、同モデルの販売強化のため新たなサブスクリプション型カーリース「FIAT ECO PLAN」を開始することを発表した。また、すでに提供中の個人向けリースプログラム「パケットFIAT」でも500eが選択可能になったことをアナウンスしている。

 500eの販売については、「FIAT ECO PLAN」「パケットFIAT」の2種類のカーリースのみを前提としており、シンプルな定額プランを提供することで購入しやすい方法を提案するとともに、契約期間には充実したメンテナンスをパッケージ化することで、バッテリを含めた車両のコンディションを長く最適に保つといった、サステナビリティに貢献する。

「パケットFIAT」「FIAT ECO PLAN」は、ともに頭金の用意や複雑なEV補助金申請、税金の支払い、契約期間中の整備点検費用(充電費用などは除く)が必要なく、月々の定額利用料で車両に乗れるプログラム。主な相違点は任意自動車保険を含むか否か、また途中解約が可能かどうかという点。サブスクリプション型リースの「FIAT ECO PLAN」には年齢や保険等級を問わない任意自動車保険がセットされており、車両保険や万が一の際の弁護士費用、さらにボディやガラス、タイヤまでを含む補償を提供。また、契約期間中に車両が不要になった場合には6か月毎の更新月に清算金を払うことで、早期の契約終了が可能という。

 月額利用料(すべて税込)の例としては、サブスクリプション型の「FIAT ECO PLAN」で500e Popが5万3900円(ボーナス払い10回11万円)、「パケットFIAT」で500e Popが3万4000円(ボーナス払い10回11万円)。契約終了後は車両を返却し、新しいクルマへの乗り換えを勧めるとのこと。なお、500eの価格はハッチバックの「500e Pop」(受注生産モデル)が450万円、「500e Icon」が485万円、カブリオレの「500e Open」が495万円。

500e Open