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日産、「フェアレディZ」や「アリア」などを手掛けたアルフォンソ・アルバイサ氏がNewsweek誌の「World's Greatest Auto Disruptors」デザイナー部門受賞

2022年4月12日(現地時間)発表

写真は「Z PROTO」のデザイン解説を行なう日産自動車株式会社 専務執行役員 グローバルデザイン担当 アルフォンソ・アルバイサ氏

自動車業界の常識を突破する数々のデザインを構築

 日産自動車は4月12日(現地時間)、専務執行役員 グローバルデザイン担当のアルフォンソ・アルバイサ氏が、アメリカのニューズウィーク誌が主催する第1回「World's Greatest Auto Disruptors Awards(世界で最も偉大な自動車業界の常識を突破した者)2022」にて、デザイナー・オブ・ザ・イヤーを受賞したことを発表した。

 ニューズウィーク誌のWorld's Greatest Auto Disruptors Awardsは、6つのカテゴリーにおいて、自動車産業における最も優秀な人物を表彰するもの。

 アルバイサ氏は1988年に日産自動車に入社して以来、「日産」「インフィニティ」「ダットサン」と日産自動車傘下の全ブランドの多くの車種に携わってきた人物。最近のアメリカ向け車両のデザインでは、日産ブランドでは「Z」「アリア」「フロンティア」「パスファインダー」「ローグ」「セントラ」があり、インフィニティでは「QX60」「QX55」など代表的なモデルを手掛けている。そのほかにも、車両デザインの統括に加え、同社の「ロゴ」「ディスプレイスペース」「ディーラー」、さらには「建築物」のディレクションも行なっている。

 今回は、2020年にキックオフした4年間のグローバル・イニシアティブ「NISSAN NEXT」の変革の功績が認められ、デザイナー・オブ・ザ・イヤーの受賞にいたったという。

 アルバイサ氏は、「ディスラプター(破壊)は仕事の内容です。ですから、私と私のチームが日々行なうために生まれてきたことを正式に認めていただき、大変光栄に思っています。また、日産で34年間にわたり素晴らしいコラボレーションを行なってきた、非常に才能豊かな同業者たちとともに表彰されることは、非常に身の引き締まる思いです」と述べている。

 なお、アルバイサ氏のデザインは、2021年のニューズウィーク誌オートアワード「ベストカーラインアップ」でも評価されている。