「富士スピードウェイホテル」10月7日開業へ 7月7日より宿泊予約受付開始

富士スピードウェイホテルが10月7日開業

　富士スピードウェイホテルは7月6日、同ホテルの開業日を2022年10月7日に決定したと発表した。日本を代表するサーキット「富士スピードウェイ」に隣接し、「モータースポーツとホスピタリティーの融合」をコンセプトにしたホテルで、7月7日より宿泊予約の受付を開始する。

　富士スピードウェイホテルは、ハイアットのコレクションブランド「アンバウンド コレクション by Hyatt」の日本初上陸となるホテルで、トヨタ不動産とハイアットとの運営受託契約により、トヨタ不動産が所有・経営し、ハイアットにより運営される。

　施設は、地上9階、地下1階建の宿泊棟、平屋建で専用ガレージ付きのヴィラ、地上2階建のウエルネス棟で構成され、客室数は宿泊棟115室・ヴィラ5室の計120室。

サーキットビューの客室イメージ

　客室タイプは、宿泊棟のゲストルーム（43m ² ）が6室、ビュールーム（43m ² ）が42室、デラックス（55 - 60m ² ）が46室、スイート（86- 145m ² ）が21室の計115室。ヴィラのガーデンヴィラ（143m ² ）が4棟、レジデンシャルヴィラ（150m ² ）が1棟の計5室。そのほか、付帯施設として4つの料飲施設、温泉浴場、スパ、屋内プール、ジム、Ballroom、ミーティングルームなどが用意される。

「富士モータースポーツミュージアム」はホテル棟の1階と2階にあり、約130年にわたるモータースポーツの歴史 を、 数々のレーシングカーの展示でたどり、レースに賭けた人々の熱い想いと挑戦、技術開発の軌跡を紹介。３階にはテラスと同ミュージアムが運営するショップカフェがあり、窓とテラスから富士スピードウェイの眺望を楽しめるようにした

「モータースポーツとホスピタリティーの融合」をコンセプトにした富士スピードウェイホテルでは、ホテル内に約130年にわたるモータースポーツの歴史をレーシングカーの展示などで紹介する「富士モータースポーツミュージアム」を同居させたことを特徴としている。また、富士スピードウェイに隣接し、ホテル棟の客室からは、富士スピードウェイの最終コーナーからホームストレートを見渡すことができるほか、四季や時刻で異なる表情を見せる富士山を望むことができるとしている。

ショーガレージ付きのヴィライメージ

　そのほか、ホテル棟には4つの料飲施設のほか、2つの宴会場があり、さらにホテル棟に隣接するウエルネス棟には富士山を望む温泉浴場、スパ、屋内プールとジムを完備する。

富士大御神温泉

イタリアンレストラン「 TROFEO 」