ニュース

ホンダ、「フィット」計11万7893台で改善対策 フロントワイドビューカメラに不具合

2022年7月21日 発表

 本田技研工業は7月21日、「フィット」のフロントワイドビューカメラに不具合があるとして、計11万7893台の改善対策を国土交通省に届け出た。

 不具合は、安全運転支援システム(Honda SENSING)のフロントワイドビューカメラの起動処理プログラムが不適切なため、車両起動時に当該カメラが起動しないことがある。そのため、衝突被害軽減ブレーキなどが非作動状態であるにもかかわらず表示灯がオン表示となり、非作動であることを運転者が認知できないおそれがある。

 改善措置として、全車両、フロントワイドビューカメラの起動処理プログラムを対策プログラムに書き換える。これまでの不具合件数は0件で、事故は発生していない。対象となる車両の製作期間は、2020年1月21日~2021年2月8日。