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写真で見る ホンダ「フィット」20周年特別仕様車

フィット販売20周年を記念してリリースされた特別仕様車「メゾン」(左)と「カーサ」(右)

 国産自動車メーカーがしのぎを削るコンパクトカー市場。2001年に誕生した本田技研工業「フィット」は、2007年、2013年にモデルチェンジを実施し、2020年4月に現行モデルとなる4代目がデビュー。初代の発売以来、20年間で282万台を越える国内販売台数を記録している。

 4代目の発売後1年が経過したことから、この6月に一部改良を実施。パフォーマンス面には大きな変更はないものの、通信機能を使った「Honda Total Care プレミアム(ホンダ トータルケア プレミアム)」をアップデート。地図更新やアプリの活用、車内をWi-Fiスポットとしてインターネット接続が楽しめる「車内 Wi-Fi」などの機能が追加されている。

 また、20周年を記念した特別仕様車「Casa(カーサ)」と「Maison(メゾン)」を設定。どちらも「e:HEV HOME」または「HOME」をベースとしたモデルで、専用の表皮を採用したシートなどの内装を採用している。

共通専用装備

・専用インテリア
・運転席&助手席シートヒーター
・アームレスト付きセンターコンソールボックス
・電動格納式リモコンドアミラー(ブラック塗装)
・ブラッククリア塗装16インチアルミホイール(LUXE用デザイン)
・専用フロアカーペットマット

 価格は両モデルとも共通で、ハイブリッド車となるe:HEV HOMEベースが226万7100円、ガソリン車のHOMEベースが191万7300円。どちらのモデルにも4WD車が設定されており、19万8000円高となる。

カーサ

 ブラック基調の内装色にブラック×グレーのコンビカラーを採用したシートを装着。レッドステッチやブラウンカラーのシートベルトなど、落ち着いた中にもラテン系のムードを感じさせる仕上がりとなっている。

 ボディカラーは新色のプレミアムクリスタルレッド・メタリックなど5色が用意される。

撮影車両はe:HEV HOME Casa。ボディカラーはプレミアムクリスタルレッド・メタリック
ベースとなったホームではボディカラーとブラックのコンビネーションだが、こちらはブラック塗装となる
シートはブラック×グレーのコンビカラーを採用
シートベルトは味気ないブラックではなくブラウンのカラードタイプ。レッドステッチも特別なイメージを盛り上げる
メーカーオプションとなるHonda CONNECTディスプレー。ホンダ トータルケアに加入するとインターナビルート探索など便利な機能が利用可能。オプションのホンダ トータルケア プレミアムに加入することで、地図の自動更新なども利用可能になる
スマートフォン連携にも対応。Android AutoやApple CarPlayも利用可能になった
ドライブ時に便利なアプリを用意
車内Wi-Fiにも対応
運転席、助手席ともにシートヒーターを標準装備
便利なアームレスト付きセンターコンソールボックスも標準で備わる
専用のフロアマットも装備

メゾン

 グレー×ベージュのコンビカラーを採用したシートを装着。インパネやドアまわりにもベージュカラーのパネルが装着され、上品な雰囲気を演出する。

 ボディカラーは新色のローズゴールドメタリックなど5色が用意されている。

撮影車両はe:HEV HOME メゾン。ボディカラーはローズゴールドメタリック
「LUXE」と同デザインの16インチアルミホイールを標準装備。カラーはブラッククリア塗装となる。タイヤサイズは185/55R16
内装色はベースとなるホームグレードのソフトグレーに準じた配色
フロアマットは内装とマッチングするベージュの縁取りを持つ専用タイプ
シートはグレー×ベージュのコンビカラーを採用