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ホンダ、「フィット」一部改良で「自動地図更新サービス」など追加 20周年特別仕様車を設定
2021年6月3日 11:30
- 2021年6月4日 発売
- フィット:155万7600円~259万1600円
- 20周年特別仕様車:191万7300円~246万5100円
「Honda CONNECT」の機能を充実。フィット初の「Modulo X」誕生
本田技研工業は、コンパクトカー「フィット」を一部改良すると同時に、20周年特別仕様車を設定して6月4日に発売する。価格はフィットが155万7600円~259万1600円、20周年特別仕様車が191万7300円~246万5100円。
なお、純正アクセサリーメーカーのホンダアクセスが開発した専用のカスタマイズパーツを量産過程で装着して販売するコンプリートカーブランド「Modulo X」(モデューロ エックス)シリーズに、フィットとして初めてとなる「フィット e:HEV Modulo X」を設定し、ラインアップに追加。
さらに、両上肢の不自由な人が両足だけで運転操作できる運転補助装置「Honda・フランツシステム」を、「e:HEV HOME」「e:HEV CROSSTAR」に設定された専用のタイプカラーに装着可能とし、10月初旬にホンダアクセスから発売する。
ホンダ、フィット初のModulo Xコンプリートカー「フィット e:HEV Modulo X」
https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1328840.html
フィットは2001年に発売を開始。コンパクトカーでありながらも圧倒的な室内空間やユーティリティの高い機能性に加え、優れた走行性能、時代に合わせた技術進化などが好評といい、20年間の国内累計販売台数は282万台を突破。また、2020年2月に発売した4代目フィットは、JNCAP(国土交通省と自動車事故対策機構による自動車アセスメント「Japan New Car Assessment Program」の略称)の総合評価「自動車安全性能 2020」において最高評価となる「ファイブスター」を獲得し、安全性能においても高く評価されている。
今回のモデルチェンジでは、新世代コネクテッド技術を搭載した車載通信モジュール「Honda CONNECT(ホンダコネクト)」を通じて、より安心・快適なカーライフが楽しめるコネクテッドサービス「Honda Total Care プレミアム(ホンダ トータルケア プレミアム)」をさらに進化。通信機能を使ってナビゲーションシステムの地図を最新のものに自動更新できる「自動地図更新サービス」に加え、車内での楽しさ・快適さが広がる多彩なアプリを提供する「Honda アプリセンター」、車内でデータ通信容量を購入し、Wi-Fiスポットとしてインターネット接続ができる「車内 Wi-Fi」などの機能を搭載しています。また、原音での再生を目指し、コンパクトな車体に合わせて専用設計された独自の「プレミアムオーディオ」を新たに設定した。
ボディカラーには新色「ローズゴールド・メタリック」を追加したほか、「NESS」専用となるアクセント2トーンカラーをオレンジに変更するなど、商品の魅力をよりいっそう高めた。
20周年を記念した特別仕様車は、「e:HEV HOME」「HOME」をベースに「Casa(カーサ)」「Maison(メゾン)」の2タイプを設定。Casaはレッドステッチをアクセントとした専用シートなど、洗練されたパッションを感じさせるスタイリッシュなデザインを採用。Maisonは上品さとしなやかさを感じさせるグレー×ベージュの専用シートを装着し、シティライフの華やかさをイメージした。