「ニスモフェスティバル」3年ぶりに開催 新旧「フェアレディZ」のレースカーを中心としたコンテンツを予定

新たにオンラインコンテンツも計画中

　日産自動車と日産モータースポーツ＆カスタマイズ（NMC）は、ファン感謝イベント「NISMO Festival（ニスモフェスティバル）2022」を12月4日に富士スピードウェイで開催すると発表した。チケット販売の詳細は秋ごろ公開の予定。

　ニスモフェスティバルは、日頃から日産およびニスモを応援しているファンへ感謝の意を表するとともに、モータースポーツがもたらすワクワク感や日産とニスモの「Racing DNA」、そして「ニスモ」ブランドの魅力を幅広いユーザーに体感してもらうことを目的に開催されているイベント。

　両社は1997年以降、これまでに22回、ニスモフェスティバルを開催してきたが、2020年と2021年は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、開催が見送られていた。

2019年のニスモフェスティバルの模様

　今回、日産とNMCは開催を期待する多くのファンの声に応え、新型コロナウイルスの感染拡大防止に最大限留意しながら、3年ぶりに通算23回目のニスモフェスティバル開催を決定したとしている。

　今年は、これまでのニスモフェスティバルの歴史を振り返るコンテンツや、新旧「フェアレディZ」のレースカーを中心としたコンテンツも予定されているほか、当日会場に足を運べないファンでも気軽にニスモフェスティバルを楽しめるように、オンラインで参加できるコンテンツも企画する予定という。

2019年のニスモフェスティバルの模様

　日産のモータースポーツビジネスユニットオフィスヘッドで、NMC代表取締役社長兼最高経営責任者の片桐 隆夫氏は、「開催を見送った過去2年間、大変多くのファンの皆さまから『ニスモフェスティバル』の再開を楽しみにしているというお声をいただきました。今回のイベントでは、『ニスモ』と『オーテック』が持つ強みを生かして設立したNMCとして、さらに魅力的になったニスモブランドの姿を見ていただける1日にしたいと考えています。また、同様に開催見送りを余儀なくされていた『オーテックオーナーズグループ湘南里帰りミーティング』も今年は開催いたします。来場されるファンの皆さまに安心して楽しんでいただけるよう、新型コロナウイルスの感染対策をしっかりと行ない、イベントに携わるすべての関係者の安全を最優先に準備を進めていきます。ぜひ、楽しみにしていてください」とコメントしている。

2019年のニスモフェスティバルの模様