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ヤマハ発動機、自動飛行機能標準搭載の国産ドローン「YMR-II」 価格185万9000円で2023年春発売

2022年10月6日 発表

185万9000円

ヤマハ発動機株式会社 ソリューション事業本部UMS事業推進部 事業推進部長 倉石晃氏と「YMR-II」

 ヤマハ発動機は10月6日、自動飛行機能を標準搭載する産業用マルチローターの新機種「YMR-II」を2023年春から発売すると発表した。価格は185万9000円。

 YMR-IIは、6枚のローター(回転翼)を配したヘキサコプターで、最大離陸重量は24.9kg以下。アルミとカーボンファイバーの強化樹脂によるボックスフレーム構造の採用などにより高い飛行安定性を実現。また、ローターを折りたたんだ収納時のサイズは733×626×786mm(全長×全幅×全高)と、同社従来モデルとの体積比で約1/2の縮小を実現させた。

6枚の回転翼を配したヘキサコプター「YMR-II」
ローターを折りたたんだ収納時のサイズは同社従来モデルとの体積比で約1/2の縮小を実現

 YMR-IIは、"安全・安心な国産農業用ドローン"を目指して開発したもので、同製品の開発については、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構/NARO)が事業実施主体である国際競争力強化技術開発プロジェクトの「安全安心な農業用ハイスペックドローンおよび利用技術の開発」を受託したハイスペックドローン開発コンソーシアムの事業として行なわれた。

 製品の主な特徴としては、農業生産現場で得られたノウハウの流出や機体の乗っ取りなどから生産者を守る高い情報セキュリティ機能、初心者でも運用が簡単な新型自動飛行用アプリケーション「agFMS-IIm」による優れた自動航行や自動離着陸機能、6枚ローター(回転翼)レイアウトやボックスフレーム構造の採用による高い飛行安定性などとしている。

 そのほか、ワンタッチでアーム開閉が可能な新機構やカセット式散布タンク、丸洗い可能な防水性能(防水規格:IP55)などにより、効率的な作業をサポート。今後、粒剤散布装置、4Kカメラ、障害物センサー、追加散布ポンプなどのオプションを揃え、多様化するニーズに対応するとしている。

 なお、同社では10月12~14日に幕張メッセ(千葉県)で開催される「第12回 農業Week」のヤマハ発動機ブースに同製品を参考出品する。