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アルパインスタイル、新型カスタマイズカー「カリカ」「ハバナ」発表会 ハイエース&ライズを独創的なデザインに
2023年1月12日 09:10
- 2023年1月13日 受注開始
- カリカ:498万円~
- ハバナ:398万円~
カスタマイズカーの企画・開発・販売を手掛けるアルパインニューズは1月11日、同社が考える「タイムレス」なデザインや、持てる最新テクノロジとアフターマーケットで培ったノウハウを凝縮し、「これから乗りたいと本心から思うクルマ」「新しい移動価値」を提案する2台の新型カスタマイズカー「Carica(カリカ)」と「Havana(ハバナ)」の発表会を実施した。想定価格はカリカが498万円~、ハバナが398万円~。
「ユーザーの声を聞いて商品開発を行なってきた」と西田氏
発表会で登壇したアルパインニューズの西田氏は、「昔よりも会社全体がユーザーの声に敏感に反応できるようになってきていて、これまでは子育て家族を中心にミニバンでソリューション提案をしてきたが、徐々に子供が大きくなってカーライフスタイルにも変化がでてきているととらえていて、実際にそろそろスタイルもクルマも変えたいだったり、夫婦で車中泊を楽しみたいといった声がたくさん聞こえてきた。さらにアルパインスタイルのユーザーさんはクルマ好きが多く、自分なりのドレスアップがしたいという声も非常に多くよせられていた」と、新型カスタマイズカーの開発にいたる経緯を紹介。
2台の新型カスタマイズカーは、どこか懐かしいクラシカルなデザイン要素を取り込み、ネオクラシックイメージを彷彿させるオリジナルデザインで、1960年代も1990年代も現代をも超えた唯一無二の個性的なデザインを採用したことで、“ほかの人とかぶらない”究極のカスタマイズを実現したという。
また、「ユーザーの個性を主張するデザインでオーナーの所有欲を高め、イメージカラーであるウォーターミントグリーンやターコイズブルーを基調としたエコロジーカラーは気分を高めてくれ、過去でも未来でもない、開発コンセプトにある“時代を破った”独創的な世界観に仕上げられた」と西田氏は解説。
カリカについては、特に海が似合うスタイルを目指して仕上げたといい、「海で楽しむ若者に乗ってもらいたい」と説明。また、2トーンカラーも特徴の1つとしていて、「ムーンクロームのホイールと合わせて可愛らしさを表現できた。内外装ともにしっかりとトータルでカーライフをソリューションする内容に仕上げている」と紹介。ハバナについては、発表会場の女性スタッフから「これ可愛い。いくらですか?」と聞かれるほど反応がよくて驚いたとエピソードを紹介してくれた。
最後に「若い人でも年配の方でも安心して乗れる安全装備も設定しているので、ぜひ幅広いユーザーさんに乗っていただきたい」と締めくくった。
なお、この新型カスタマイズカー2台は、1月13日~15日に幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区)で開催されるカスタムカーショー「東京オートサロン2023」のアルパインブース(ホール中5)に実車を展示し、受注を開始するほか、全国6か所(福岡R3、横浜246、大阪171、名古屋155、埼玉R4、イオンモールいわき小名浜[イオンモールは期間限定店舗])にある「ALPINE STYLE(アルパインスタイル)」でも販売する。
ワンボックスカー「Carica(カリカ)」
ネーミングの由来は「カルフォルニア ドリーミング カー」で、自由に生きること、青い空と海と共生することを夢見る若者たちが世界中から集まるカルフォルニアビーチの世界観をイメージした1台。広いキャビン空間を生かし、趣味やレジャーとさまざまな用途に対応できる車両として開発。
角型四灯ヘッドライトと個性的なボディカラーを特徴とし、「US Style」「EURO Style」というテイストの異なる2種類のスタイルをラインアップする。
内装もアルパインの大画面フローティングナビ(ディスプレイオーディオも選択可能)や、前後方向ドライブレコーダー機能付きデジタルインナーミラー、高性能スピーカーなど充実したオプションを用意する。
そのほかにも、車線変更時にミリ波レーダーで注意喚起を促すBSM(ブラインドスポットモニター)や、タイヤの空気圧をモニタリングできるTPMS(タイヤプレッシャーモニタリングシステム)といった安全装備もオプション設定。
さらに、アクティブにレジャーやアウトドアカーライフを楽しむオーナー向けに、車中泊用のベットキット「+STAY」と拡張型テント「+STAY-EX」もオプションとして設定し、どこに出かけても別荘のようなプライベート空間の創出も可能としている。