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アルパインスタイル、新型カスタマイズカー「カリカ」「ハバナ」発表会 ハイエース&ライズを独創的なデザインに

2023年1月13日 受注開始

カリカ:498万円~

ハバナ:398万円~

アルパインスタイルが発表した独創的デザインの新型カスタマイズカー「カリカ」(左)と「ハバナ」(右)

 カスタマイズカーの企画・開発・販売を手掛けるアルパインニューズは1月11日、同社が考える「タイムレス」なデザインや、持てる最新テクノロジとアフターマーケットで培ったノウハウを凝縮し、「これから乗りたいと本心から思うクルマ」「新しい移動価値」を提案する2台の新型カスタマイズカー「Carica(カリカ)」と「Havana(ハバナ)」の発表会を実施した。想定価格はカリカが498万円~、ハバナが398万円~。

「ユーザーの声を聞いて商品開発を行なってきた」と西田氏

2台の新型カスタマイズカーの紹介はアルパインニューズ株式会社 取締役の西田敬氏より行なわれた

 発表会で登壇したアルパインニューズの西田氏は、「昔よりも会社全体がユーザーの声に敏感に反応できるようになってきていて、これまでは子育て家族を中心にミニバンでソリューション提案をしてきたが、徐々に子供が大きくなってカーライフスタイルにも変化がでてきているととらえていて、実際にそろそろスタイルもクルマも変えたいだったり、夫婦で車中泊を楽しみたいといった声がたくさん聞こえてきた。さらにアルパインスタイルのユーザーさんはクルマ好きが多く、自分なりのドレスアップがしたいという声も非常に多くよせられていた」と、新型カスタマイズカーの開発にいたる経緯を紹介。

新型カスタマイズカーの開発コンセプトは「時代を、破れ。」

 2台の新型カスタマイズカーは、どこか懐かしいクラシカルなデザイン要素を取り込み、ネオクラシックイメージを彷彿させるオリジナルデザインで、1960年代も1990年代も現代をも超えた唯一無二の個性的なデザインを採用したことで、“ほかの人とかぶらない”究極のカスタマイズを実現したという。

 また、「ユーザーの個性を主張するデザインでオーナーの所有欲を高め、イメージカラーであるウォーターミントグリーンやターコイズブルーを基調としたエコロジーカラーは気分を高めてくれ、過去でも未来でもない、開発コンセプトにある“時代を破った”独創的な世界観に仕上げられた」と西田氏は解説。

 カリカについては、特に海が似合うスタイルを目指して仕上げたといい、「海で楽しむ若者に乗ってもらいたい」と説明。また、2トーンカラーも特徴の1つとしていて、「ムーンクロームのホイールと合わせて可愛らしさを表現できた。内外装ともにしっかりとトータルでカーライフをソリューションする内容に仕上げている」と紹介。ハバナについては、発表会場の女性スタッフから「これ可愛い。いくらですか?」と聞かれるほど反応がよくて驚いたとエピソードを紹介してくれた。

 最後に「若い人でも年配の方でも安心して乗れる安全装備も設定しているので、ぜひ幅広いユーザーさんに乗っていただきたい」と締めくくった。

発表会の司会を務めていた宮川光彩(みやがわ みさ)さんもハバナを見て「可愛いけど、カッコよさもある」と印象を語っていた

 なお、この新型カスタマイズカー2台は、1月13日~15日に幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区)で開催されるカスタムカーショー「東京オートサロン2023」のアルパインブース(ホール中5)に実車を展示し、受注を開始するほか、全国6か所(福岡R3、横浜246、大阪171、名古屋155、埼玉R4、イオンモールいわき小名浜[イオンモールは期間限定店舗])にある「ALPINE STYLE(アルパインスタイル)」でも販売する。

ワンボックスカー「Carica(カリカ)」

ベース車両はトヨタ自動車の「ハイエース スーパーGL」で、1.5インチほどローダウンされている
展示車両はUS Styleでグリルやヘッドライトまわりがクロームメッキ仕様となる。EURO Styleはブラック仕様で引き締められている

 ネーミングの由来は「カルフォルニア ドリーミング カー」で、自由に生きること、青い空と海と共生することを夢見る若者たちが世界中から集まるカルフォルニアビーチの世界観をイメージした1台。広いキャビン空間を生かし、趣味やレジャーとさまざまな用途に対応できる車両として開発。

懐かしさを感じる角型四灯のヘッドライトを採用
バンパーは前後ともクロームメッキ仕様
US Styleのホイールはムーンクローム
クロームメッキの車名エンブレム
ナンバープレートは右にオフセットされる
マフラーカッターも装着

 角型四灯ヘッドライトと個性的なボディカラーを特徴とし、「US Style」「EURO Style」というテイストの異なる2種類のスタイルをラインアップする。

US Style(左)、EURO Style(右)の2種類を設定

 内装もアルパインの大画面フローティングナビ(ディスプレイオーディオも選択可能)や、前後方向ドライブレコーダー機能付きデジタルインナーミラー、高性能スピーカーなど充実したオプションを用意する。

11型 カーナビ フローティングBIG X11
12インチデジタルインナーミラー
12.8インチリアビジョン
17cmセパレート2Wayスピーカーを装着。スピーカーマウントは参考出品
アンビエントライト付きツィーターは参考出品でナビの案内に合わせて曲がる方向をオレンジ色に点滅させるギミックを採用

 そのほかにも、車線変更時にミリ波レーダーで注意喚起を促すBSM(ブラインドスポットモニター)や、タイヤの空気圧をモニタリングできるTPMS(タイヤプレッシャーモニタリングシステム)といった安全装備もオプション設定。

 さらに、アクティブにレジャーやアウトドアカーライフを楽しむオーナー向けに、車中泊用のベットキット「+STAY」と拡張型テント「+STAY-EX」もオプションとして設定し、どこに出かけても別荘のようなプライベート空間の創出も可能としている。

ベットキット「+STAY」(オプション設定)

コンパクトサイズのカスタマイズカー「Havana(ハバナ)」

ベース車両はトヨタの「ライズ」で、ローダウンキットで車高を下げている
フロント&リアバンパーだけでなくグリルもヘッドライト、テールランプまわりもクロームメッキ仕様

 キューバの首都ハバナを今も走るアメリカンクラシックな“古きよき”スタイリングをリスペクトしつつ、新しい感覚でデザインした1台。スクエアかつワイドローな存在感のあるスタイリングと、踊るように取りまわせるコンパクトサイズが魅力で、オーナーのこだわりをお洒落に表現する“新しきよき”アメリカンなオリジナルデザインに仕上げている。

フロントまわりの外装は全て交換されている
角型四灯の下にLEDのポジションライト兼ウィンカーを装備
ホイールはムーンクロームをチョイス
独創的な四角いテールランプと、リアゲートにウッドをあしらいアメリカンスタイルを表現
クロームメッキのエンブレムを配置
アルパインスタイルのエンブレムも

 ハバナも大画面ナビやディスプレイオーディオを選択できるほか、サウンドやカーエンターテイメント装備のオプションも充実しているという。

12インチ デジタルインナーミラー
9型カーナビ BIG X
オリジナルシートカバー、オリジナルフロアマットを装着(オプション設定)